青森ワッツのポイントガード猪狩渉が双方合意の上で契約解除、海外クラブからのオファーを受けてシーズン開幕前に退団を決断

数日前にオファーが届く

青森ワッツは9月30日、猪狩渉が海外クラブからのオファーを受けたことにより、2025-26シーズンにおける契約を双方合意の上で解除したことを発表した。なお、猪狩は同日の15時にBリーグ自由交渉選手リストへ公示されている。

福島県出身、現在29歳の猪狩は168cm65kgのポイントガード。地元の福島ファイヤーボンズでプロキャリアをスタートさせた後に海外クラブでプレーをした。帰国し2022-23シーズンに福島と再契約した後、仙台89ERSで練習生として活動し、2024-25シーズンから青森に加入。昨シーズンは44試合に出場し平均3.50分のプレータイムで1.0得点、0.6アシストを記録していた。

渡邊裕介代表取締役社長はクラブ公式サイトで、数日前に猪狩のもとへ海外のクラブからオファーがあったと説明。本人の意思を尊重して契約解除を決定したと語った。猪狩の所属クラブは決まり次第、改めて発表される。