ジャレット・カルバーが鮮烈デビュー…32得点の活躍で仙台89ERSを勝利に導く
10月4日にゼビオアリーナ仙台で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1第1節が行われ、仙台89ERSが茨城ロボッツと対戦。86-76で勝利を収め、白星発進に成功した。
仙台はスターティングファイブのうち船生誠也、セルジオ・エル ダーウィッチ、ジャレット・カルバー、ブーバカー・トゥーレが新加入選手。カルバーはチーム最多32得点に5リバウンド1スティールの活躍で鮮烈デビューを飾った。
カルバーは「NBAドラフト2019」で八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)と同期の26歳。1巡目全体6位で指名を受け、ミネソタ・ティンバーウルブズでNBAキャリアを始めた。2022-23シーズンまでの4シーズンでNBA通算144試合に出場。Gリーグを経て、仙台で新シーズンを迎えた。
198センチ88キロのシューティングガード兼スモールフォワードは、第1クォーター開始3分8秒にダンクでBリーグ初得点を記録。レバノン代表のエル ダーウィッチとともにチームをけん引し、第1クォーターだけで10得点を挙げた。
第2クォーターは2本の3ポイントシュートを含む8得点。後半に入っても勢いは止まらず、第3クォーターに2ポイント、3ポイント、フリースローをそれぞれミスなく1本決めると、フル出場した最後の10分間でも8得点をマークした。
カルバーは試合後のヒーローインタビューで「素晴らしいゲームができたと思います。素晴らしいチーム、素晴らしいファンの方々に支えられて、本当に光栄に思います。これからシーズンを本当に楽しみにしています」とコメント。「個人のポイント(得点)は関係なく、勝利しにきています。チームとして勝つことができて本当にうれしいです」と続けると、最後に「ありがとうございます」、「ゴーゴーナイナーズ」との言葉で締めくくった。
仙台はカルバーのほか、エル ダーウィッチが16得点8リバウンド6アシストとオールラウンドな働きを披露。ネイサン・ブースが11得点6リバウンド、セネガル代表経験を持つトゥーレが10得点10リバウンド4アシストと続いた。
■試合結果
仙台89ERS 86-76 茨城ロボッツ
仙台|24|23|21|18|=86
茨城|16|23|24|13|=76
【動画】ジャレット・カルバーがデビュー戦で大暴れ