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2025.10.07

二村春香のOVERTIME 2025-26①「歴史的瞬間を目撃! 名古屋Dの新アリーナ『IGアリーナ』開幕戦」

  • 月刊バスケットボール

心揺さぶる演出! 歴史が受け継がれる瞬間


皆さんこんにちは。二村春香です。
10月4日・5日、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホーム開幕戦が新設された「IGアリーナ」にて開催されました。長年チームを応援してきた私・二村もレバンガ北海道と対戦した記念すべき2日間を観戦(第1戦/名古屋D 68‐56 北海道、第2戦/名古屋D 77‐81 北海道)。その様子をレポートします!



新アリーナでの開幕戦ということもあり、試合前の演出からすでに特別な熱気が感じられました。特に印象的だったのは、メインMCのKUROさんがオープニングで披露したラップです。この曲は、2016年のBリーグ参入から今季までのチームの軌跡を歌ったもので、この開幕戦2試合限定の特別なパフォーマンスとのこと。
ドルフィンズアリーナ時代からのドルファミ(ファンの愛称)にとっては、胸が熱くなる内容だったのではないでしょうか。チームの歴史がこうして受け継がれていくのだと感じ、この歴史的な瞬間に立ち会えたことを、とても嬉しく思いました。



グッズやお土産も充実!


現地観戦の楽しみの一つであるグッズも、もちろんチェックしてきました!
メインの売り場は2階のコンコースにあり、4階やサブアリーナにも特設の販売スペースが設けられていました。マスコットキャラクター「ディーディー」のグッズは、豊富なラインナップでとても可愛かったです。
特に人気だったのはガチャガチャ。1階の入り口すぐの場所に設置されていて、常に行列ができていました。そのほか、今シーズンからお土産用のお菓子の販売がスタート! 選手がプリントされたお菓子や、名古屋名物(?)の餡子とバターのバウムクーヘンなど、記念にもなるおいしいラインナップでした。


マスコットキャラクター「ディーディー」のグッズは、豊富なラインナップがありました


今シーズンからお土産用のお菓子の販売がスタート! 


ガチャガチャには行列ができていました!


1万人が巻き起こす「KAMIKAZE」旋風!


IGアリーナでも、ドルフィンズ恒例のエール「KAMIKAZE」は健在! 1万人以上のファンが一体となって選手を鼓舞する光景は圧巻の一言。特に、4Qのオフィシャルタイムアウトという重要な局面で巻き起こった「KAMIKAZE」は、選手の背中を力強く押したことでしょう。

名古屋Dのルーキー#4小澤選手が躍動


2日間観戦し、特に印象に残ったのは名古屋Dのルーキー#4小澤飛悠選手です。経験豊富な先輩選手に囲まれながらも、物怖じしない堂々としたプレーぶりは、新人離れしていて頼もしさがありました。
また、チームの主軸として圧倒的な存在感を放っていたのが#30今村佳太選手です。勝負どころでのリーダーシップは健在で、会場のファン(ドルファミ)からの信頼感も絶大。そのプレーは、チームの精神的支柱であることをあらたためて証明していました。


名古屋Dのルーキー#4小澤飛悠選手は新人離れしたプレーを見せていました

さらに司令塔の#2齋藤拓実選手は、今シーズンもファンを魅了するプレーでコートを支配。安定感抜群の試合運びと、観客の心を鷲掴みにする華麗なプレーの数々は健在で、今後もチームに勝利を呼び込む原動力となるのだろうなと思いました。
開幕戦を終え、チームはまだ発展途上ながらも個々の選手のポテンシャルは高く、『ここからどんどんチーム全体がブラッシュアップされていくのだろうな』と、とても楽しみです。


#2齋藤拓実選手は、今シーズンもさすがのプレーを見せてくれています

人気と注目度の高さが抜群の北海道#30富永選手


対する北海道で、ひときわ大きな注目を集めていたのは、やっぱり#30富永啓生選手でした。地元名古屋の出身ということもあり富永選手がボールを持つたびに会場はどよめき、シュートが決まるたびに割れんばかりの歓声が沸き起こる様子は、まさにスター選手の証。人気と注目度の高さを象徴する光景でした。
さらに、元NBAプレーヤーの#22ジャリル・オカフォー選手や、アジア特別枠の#2ドワイト・ラモス選手といった実力者たちのプレーも、見ていてワクワクさせるものばかり。多彩なタレントが揃う北海道のバスケットボールも、今季、多くのファンにとって目が離せないものとなるでしょう。


ひときわ大きな注目を集めていた北海道#30富永啓生選手