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2025.10.08

今季加入のNBAドラフト1巡目指名選手たちの実力は?…開幕節から圧巻のパフォーマンスを披露

  • バスケットボールキング

 開幕から10年目を迎えたBリーグ。今シーズンはNBAドラフトで1巡目上位指名を受けた経歴を持つ実力者たちが続々と加入し、開幕戦でそれぞれが能力の高さを見せつけた。

 2015年NBAドラフトで高い評価を受け1巡目3位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名されNBA入りしたジャリル・オカフォー(レバンガ北海道)は、211センチの体格を誇るセンター。長身を生かしたしなやかなポストムーブで得点を重ね、リバウンドとブロックも武器にしており、開幕2試合で9.0得点11.0リバウンド3.5アシストをマークした。Bリーグにアジャストし得点が伸びてくれば、富永啓生のアウトサイドを生かす大きな存在になることに期待がかかる。

 同じく2015年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズから1巡目8位指名を受けたのは、長崎ヴェルカに加入したスタンリー・ジョンソン。198センチのスモールフォワードは、スピードを生かしたドライブや広いシュートレンジのプルアップジャンパーなどを武器に得点を量産するオフェンスマシーン。開幕戦では30得点、GAME2で25得点と、その能力を遺憾なく発揮した。

 2019年NBAドラフト組からは3選手が来日。1巡目6位指名でミネソタ・ティンバーウルブズに加入したジャレット・カルバーは仙台89ERSに入団。198センチのシューティングガード兼スモールフォワードで、開幕戦では高確率で3ポイントを沈め、ファストブレイクでは先頭を走る脚力を見せるなど、32得点の圧巻のパフォーマンスを披露した。

 同年1巡目15位でデトロイト・ピストンズに指名されたのは、越谷アルファーズに加入したセクー・ドゥムブヤ。206センチのスモールフォワード兼パワーフォワードは、フランス代表経験もあるオールラウンダー。一対一の能力が高く、得点はもちろん、ディフェンスやリバウンドでもチームに貢献。開幕節では1試合平均20.5得点12.0リバウンドのダブルダブルをマークした。

 そして、ポートランド・トレイルブレイザーズに1巡目25位で指名を受けたのは、千葉ジェッツに加入したナシール・リトルだ。199センチのスモールフォワード兼パワーフォワードは、フロアバランスを保ちながらチームメートを生かすこともできる献身的なプレーヤー。開幕戦ではベンチスタートながら徐々に調子を上げ、10得点9リバウンド4アシスト2ブロックを記録し、逆転勝利に貢献した。

 それぞれが持ち味を発揮し、Bリーグの舞台で輝き続けることができるか、今後の彼らの活躍に注目だ。

【動画】NBAドラフト1巡目上位指名の実力