B1北海道が32点差を逆転し劇的3連勝…市場“ブザビ”プットバック、富永24得点で広島連破
10月12日、広島サンプラザホールで「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1第2節GAME2が行われ、レバンガ北海道が98-97で広島ドラゴンフライズに勝利。最大32点差をひっくり返す大逆転劇で、第1節GAME2から3連勝(3勝1敗)を飾った。
前半は広島ペースだった。コフィ・コーバーンがインサイドで存在感を示し、外からはメイヨニックが長距離砲で加勢。広島は第1クォーターだけで38得点を挙げ、一時は32点差までリードを拡大。41-67で前半を終えた。
しかし後半、北海道が守備でアジャストするとトランジションが機能し始める。島谷怜が起点となり、ドワイト・ラモスのアタック、ジョン・ハーラーの豪快ダンクなどで第3クォーターに29得点を挙げると、17点差で突入した第4クォーターには富永啓生が3ポイントを連発し19-0のラン。怒涛の追い上げでクロスゲームに持ち込んだ。
クライマックスは、北海道1点ビハインドで迎えた残り7秒からのラストプレー。ジャリル・オカフォー、ハーラーのシュートがこぼれたものの、北海道は執念のオフェンスリバウンドを連取。こぼれ球に反応した市場脩斗がプットバックをねじ込み、ブザービーターで試合を決めた。
最大32点差を覆す大逆転で3連勝を飾った北海道は、富永が3ポイント11本中6本の成功を含むチーム最多24得点、オカフォーが20得点11リバウンドでダブルダブルを達成。14得点のラモス、12得点のハーラー、11得点の島谷も含む5選手が2桁得点を挙げた。
一方、敗れた広島はコーバーンが26得点、ドウェイン・エバンスが16得点、メイヨが3ポイント5本中4本の成功を含む15得点、クリストファー・スミスが18得点を挙げたものの、勝負どころで踏ん張りきれずホーム2連敗となった。
■試合結果
広島ドラゴンフライズ 97-98 レバンガ北海道(@広島サンプラザホール)
広 島|38|29|20|10|=97
北海道|15|26|29|28|=98
【動画】劇的決着の瞬間!北海道・市場が決めたブザービーター