千葉Jはムーニーを軸に盤石の強さを発揮

10月15日、B1第3節の13試合が行われた。

開幕4連勝同士の激突となった宇都宮ブレックス対千葉ジェッツは、千葉Jが接戦を制して無傷の5連勝を飾った。試合は序盤から互いの意地がぶつかり合う展開に。宇都宮が持ち味の堅守とスピードで応戦する一方、千葉Jは渡邊雄太を中心に得点を重ね、前半は互角の攻防が続いた。後半、試合の流れを変えたのは千葉Jのジョン・ムーニー。リバウンドにからみながらセカンドチャンスを演出し、富樫勇樹の3ポイントシュートで一気に流れを作った。ムーニーは17得点12リバウンド5アシストとオールラウンドな活躍を見せ、渡邊が16得点、富樫が13得点5アシストと主軸もしっかり機能した。一方の宇都宮は、フォトゥが23得点7リバウンドと奮闘したが、終盤の決定力でわずかにおよばなかった。

仙台89ERSはアウェーで川崎ブレイブサンダースと対戦し、第4クォーター残り3分から8点ビハインドをひっくり返しての劇的勝利。セルジオ・エル ダーウィッチの得点を皮切りに、荒谷裕秀、船生誠也、ジャレット・カルバー、ネイサン・ブースが連続してスコアし、見事なチームバスケットで3勝目を挙げた。滋賀レイクスは24得点のライアン・クリーナー、17得点のトーマス・ウィンブッシュなどの活躍で琉球ゴールデンキングスを下し、うれしいホーム3連勝を飾った。

【B1第3節（10月15日）の試合結果】
茨城 82-84 SR渋谷
宇都宮 78-81 千葉J
群馬 99-72 北海道
東京 86-75 秋田
川崎 68-69 仙台
横浜 70-72 越谷
富山 69-82 名古屋D
三遠 98-79 A千葉
FE名古屋 73-87 大阪
滋賀 92-86 琉球
京都 57-82 広島
島根 79-87 佐賀
長崎 107-82 三河

【第3節終了時点での順位表】
◆東地区
1位：千葉J（5勝0敗）
2位：宇都宮（4勝1敗）
3位：SR渋谷（4勝1敗）
4位：群馬（3勝2敗）
5位：北海道（3勝2敗）
6位：仙台（3勝2敗）
7位：A千葉（3勝2敗）
8位：横浜BC（2勝3敗）
9位：A東京（1勝4敗）
10位：川崎（1勝4敗）
11位：茨城（1勝4敗）
12位：秋田（1勝4敗）
13位：越谷（1勝4敗）

◆西地区
1位：長崎（4勝1敗）
2位：名古屋D（4勝1敗）
3位：佐賀（3勝2敗）
4位：広島（3勝2敗）
5位：三遠（3勝2敗）
6位：滋賀（3勝2敗）
7位：大阪（2勝3敗）
8位：琉球（2勝3敗）
9位：三河（2勝3敗）
10位：島根（2勝3敗）
11位：FE名古屋（2勝3敗）
12位：富山（2勝3敗）
13位：京都（1勝4敗）