宇都宮、千葉J、長崎、名古屋D…上位チームは軒並み勝利

10月29日にB1第6節の13試合が行われた。東地区はオーバータイムにもつれ込む熱戦の末、アルバルク東京がアルティーリ千葉に勝利。西地区は後半に流れをつかんだ佐賀バルーナーズが三遠ネオフェニックスにアウェーで価値ある勝利を収めた。

A東京はチーム最多の21得点4アシストを記録したテーブス海が躍動し、キャプテンのザック・バランスキーもディフェンスとリーダーシップでチームを牽引。第4クォーター終盤以降の試合巧者ぶりでA千葉を上回った。A千葉は黒川虎徹が19得点、杉本慶が15得点8アシストとガード陣が気を吐いたが、後半に入ると決定力を欠き、オーバータイムもフィニッシュの精度に課題が残った。

佐賀は角田太輝が試合序盤からドライブやキックアウトでリズムを作り、チームとしてもアグレッシブなディフェンス勢いを生み出した。後半はデイビッド・ダジンスキーが攻撃を牽引し、金丸晃輔がここぞという場面で確実にシュートを沈め、チームに安定感をもたらした。ロスター5人が2桁得点を記録するというチーム力で勝利を手にした。三遠はデイビッド・ヌワバが24得点9リバウンド、スティーブ・ザックが12得点9リバウンドと奮闘したが、終盤に得点が停滞。ホームで勢いに乗り切れず悔しい敗戦となった。

その他会場は、宇都宮ブレックスが茨城ロボッツに3点差で勝利。千葉ジェッツも秋田ノーザンハピネッツを相手に堅守で快勝し、開幕戦連勝記録を10に伸ばした。

【B1第6節（10月29日）の試合結果】
仙台 76-79 滋賀
秋田 50-69 千葉J
茨城 65-68 宇都宮
群馬 79-83 川崎
A千葉 94-98 A東京（オーバータイム）
SR渋谷 58-84 北海道
横浜BC 79-94 広島
富山 66-78 越谷
三遠 73-85 佐賀
三河 82-77 琉球
FE名古屋 76-84 名古屋D
大阪 78-82 島根
長崎 91-73 京都

【第6節終了時点での順位表】
◆東地区
1位：千葉J（10勝0敗）
2位：宇都宮（8勝2敗）
3位：北海道（7勝3敗）
4位：A東京（6勝4敗）
5位：仙台（5勝5敗）
6位：A千葉（4勝6敗）
7位：越谷（4勝6敗）
8位：群馬（4勝6敗）
9位：横浜BC（4勝6敗）
10位：SR渋谷（4勝6敗）
11位：川崎（2勝8敗）
12位：茨城（1勝9敗）
13位：秋田（1勝9敗）

◆西地区
1位：長崎（9勝1敗）
2位：名古屋D（9勝1敗）
3位：広島（7勝3敗）
4位：島根（7勝3敗）
5位：滋賀（6勝4敗）
6位：三河（5勝5敗）
7位：佐賀（5勝5敗）
8位：琉球（5勝5敗）
9位：三遠（5勝5敗）
10位：大阪（4勝6敗）
11位：FE名古屋（3勝7敗）
12位：富山（3勝7敗）
13位：京都（2勝8敗）