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2025.11.01

B1越谷・安齋竜三HCが試合前にあいさつ…活動停止明け初のホームゲーム、客席からは拍手

  • バスケットボールキング

 11月1日、B1東地区の越谷アルファーズを指揮する安齋竜三ヘッドコーチが、活動停止の制裁明けでは初となるホームゲームの開始前にファンへあいさつした。

 選手に対するハラスメント事案があったとして3カ月間活動停止の制裁を受けていた安齋HCは、越谷市立総合体育館で1日15時5分ティップオフ予定の『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON』B1リーグ戦第7節・琉球ゴールデンキングス戦前に、上原和人代表取締役社長とともにコートに登場。「安齋の方から皆さんに話す機会が必要だと感じ、この時間をいただきました」という上原社長のあいさつに続く形で、安齋HCがマイクを握った。

 3分半ほどの挨拶が終わると、客席からは拍手が沸き起こり、「おかえりなさい」という声も上がった。

 安齋HCが話した内容は以下の通り。

「本日も会場にお越しいただきまして本当にありがとうございます。昨シーズンの僕の言動と行為において、本当にたくさんの方々に大変なご迷惑とご心配をあかけしまして本当に申し訳ございませんでした。

 先週からチームに復帰させていただくチャンスをいただきまして、3試合、試合をさせてもらったんですけども、それですごく感じることがありまして、それは、バスケットボールが本当に面白くて楽しいスポーツだなという思いでした。

 僕がこのチームに来て、自分の責任としてやるべきことが、まず、この地域にいいチームを作って、応援されるチームを作って、そして、B1昇格はもちろんですけども、B1で戦っていけるチームを作るということが僕に課せられたというか、僕がやるべき責任だと思って仕事をしてきましたが、“バスケットボールを楽しむ”という部分が、自分の中で少し考え方が違ったのかなと、今すごい思っております。

 昨シーズン、被害にあった選手たちには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけども、今でも彼らがバスケットボールを続けてくれていることが本当にありがたいというか、そういうところですし、僕が言える立場なのかわかりませんけれども、今後の彼らのバスケットボール人生を、本当に楽しく過ごしていってもらえたらありがたいなと心から思っております。

 僕自身はこのチャンスをいただきましたので、新しいコーチングにチャレンジしながら、いつも言っていますけど皆さんに応援してよかったと思ってもらえるチームをまた作れるように、全力を注いでいきたいなと思っております。

 今日と明日ですね、本当にリーグの中でも最高のチーム、琉球さんとの戦いです。チーム一丸となって全力でぶつかっていきたいと思いますので、応援していただければ本当にありがたいなと思います。本日は試合前にお時間をいただきまして本当にありがとうございました」

【動画】越谷アルファーズ・安齋竜三HCの“復帰あいさつ”ノーカット映像