【B1第8節試合情報】東地区で安定した強さを見せる宇都宮は横浜BCと、7連勝中の島根はSR渋谷と対戦

宇都宮はタフスケジュールをこなしながらも連勝中
11月5日にB1第8節が開催される。『東アジアスーパーリーグ(EASL)』を戦いながらも東地区2位に君臨する宇都宮ブレックス(10勝2敗)は、同地区9位の横浜ビー・コルセアーズ(4勝8敗)と対戦。9勝3敗の西地区3位と好調な島根スサノオマジックは、東地区10位のサンロッカーズ渋谷(4勝8敗)とのアウェーゲームに乗り込む。
宇都宮はグラント・ジェレットのインジュアリーリスト入りを受けて緊急補強したジャスティン・ハーパーが上腕二頭筋の腱断裂で戦線を離脱。新たに熊本ヴォルターズでプレーしたジャメール・マクリーンと契約をした。宇都宮は開幕から毎週水曜ゲームがあり選手にかかる負担は他のクラブよりも大きいが、4連勝と大きく崩れることなく上位をキープしている。
このような状況で計り知れない貢献度を発揮しているのが日本人ビッグマンの竹内公輔。竹内は今シーズンもここまで平均15.44分のプレータイムで4.3リバウンドを記録し、今年40歳を迎えたベテランとは思えない活躍を見せている。前節で群馬クレインサンダーズに連敗した横浜BCは、ケーレブ・ターズースキーが復帰したものの先発メンバーが固定されず試行錯誤が続いている。宇都宮にマッチしたメンバーを構成できるかが勝負を分ける要因になりそうだ。
島根スサノオマジックもチームトップスコアラーのコティ・クラークがインジュアリーリスト入りして戦力ダウンが懸念されたが、補強で入ったオルフェミ・オルジョビが前節アルティーリ千葉戦のゲーム2で14得点と、その穴を埋める活躍をした。また、ニック・ケイや岡田侑大といった主力が好調をキープする一方で納見悠仁、飯尾文哉といった日本人選手が脇を固め、盤石な体制を作り上げている。
7連敗中のサンロッカーズ渋谷は、欠場が続いていたディディ・ロウザダが3日にインジュアリーリスト入り。仙台戦ゲーム1で負傷したジャン・ローレンス・ハーパージュニアの出場も危ぶまれるなどバックコートに不安を抱えるが、田中大貴やジョシュ・ホーキンソンの奮起は目覚ましいものがある。昨シーズンB1リバウンド王のトーマス・ウェルシュを筆頭に、リバウンドで本来の力を発揮できれば勝機を見出せるだろう。
【B1第8節スケジュール】
■11月5日 19:05ティップオフ
秋田 vs 名古屋D @CNAアリーナ☆あきた
茨城 vs 北海道 @かみす防災アリーナ
宇都宮 vs 横浜BC @ブレックスアリーナ宇都宮
越谷 vs 川崎 @越谷市立総合体育館
A千葉 vs 群馬 @千葉ポートアリーナ
A東京 vs 仙台 @TOYOTA ARENA TOKYO
SR渋谷 vs 島根 @ひがしんアリーナ
三河 vs 千葉J @ウィングアリーナ刈谷
FE名古屋 vs 京都 @名古屋市枇杷島スポーツセンター
広島 vs 三遠 @広島サンプラザホール
佐賀 vs 滋賀 @SAGAアリーナ
長崎 vs 大阪 @ハピネスアリーナ
琉球 vs 富山 @沖縄サントリーアリーナ