2025.11.22
広島ドラゴンフライズの山崎稜が運動誘発性頻脈性心房細動…手術終了、1週間の療養期間を経て復帰へ

広島ドラゴンフライズは11月22日、山崎稜が運動誘発性頻脈性心房細動と診断されたことを発表。手術は無事に終了し、1週間の療養期間を経て復帰予定だという。
現在33歳の山崎は、183センチ80キロのシューティングガード。昌平高校出身で、2011年に「第4回スラムダンク奨学生」としてアメリカへ渡った。2013年から埼玉ブロンコス、バンビシャス奈良を渡り歩き、富山グラウジーズでBリーグ開幕を迎えると、栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、群馬クレインサンダーズでもプレー。広島には2023-24シーズンから在籍し、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」はB1第11節終了時点で1試合平均2.2得点を記録する。
広島は手術に至った経緯について「『運動誘発性頻脈性心房細動』は、激しい運動によって心拍が急激に上昇した際、心臓のリズムが一時的に乱れる症状です。山崎選手は1月ごろから違和感があり、7月のメディカルチェックにて運動誘発性頻脈性心房細動と診断されました。当初は服薬をしながらプレーを続ける予定でしたが、症状が頻繁に発生するようになり、このタイミングでの手術の判断に至りました。手術は無事に終了しており、2-3日の安静を経たのち、段階的に練習を行い、早期復帰予定です」と説明した。
なお、11勝7敗で西地区5位につける広島は、21日に寺嶋良を「選手登録の関係上」インジュアリーリストに登録。渡部琉も左肩腱板断裂のため同リストに公示されている。
記事提供:バスケットボールキング