2025.11.26
B2鹿児島のアウダは退場も懲罰なし…規律委員会で審議の結果「本来当該判定には至らないファウル」

Bリーグは11月26日、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B2リーグ戦第9節で退場となった鹿児島レブナイズのパトリック・アウダに対して、懲罰を科さないことを発表した。
アウダは23日に行われた横浜エクセレンス戦の第3クォーター残り3分27秒、リバウンド争いに入っていた杉山裕介と腕が絡み合い、スローインへ動き出していた杉山が転倒。アンスポーツマンライクファウルを宣せられたアウダは審判に身振り手振りで抗議し、テクニカルファウルも宣せられ退場となっていた。
Bリーグでは失格・退場を宣せられた選手について、懲罰規定に基づき規律委員会において懲罰が決定されるが、今回は検証の結果アンスポーツマンライクファウルに至らないファウルであったとの見解が寄せられ、懲罰は科されないことになったという。Bリーグによる説明は以下の通り。
「本件は規律委員会での審議において、失格・退場に至る判定に関し、JBA審判グループ担当のFIBA RULESに基づく検証結果にて、アンスポーツマンライクファウルを試合中の審判員の判定においてはエクセシブハードコンタクトシチュエーションと判断したものの、本来当該判定には至らないファウルであるという見解により、 懲罰規程第5条第1項第2号に定める懲罰は科される前提事実を欠くものと判断した」
ただ、当該判定について記録が取り消されることはなく、あくまで「懲罰なし」という結論。
なお、この試合は鹿児島が第4クォーターに突き放され94-113で敗戦。ホームで痛い2連敗を喫している。
【動画】アウダが退場した鹿児島vs横浜EXのハイライト映像
記事提供:バスケットボールキング