三遠の清水太志郎TACが長期療養へ…北郷GM「チームとして全面的に支援してまいります」

11月28日、B1西地区の三遠ネオフェニックスは、清水太志郎トップアシスタントコーチが当面の間療養に入ることを発表した。
三遠のクラブ公式サイトの発表によると、清水TACは悪性神経膠腫(グリオーマ)のため、当面間療養に入り、療養後は体調を見極めながらチームへの復帰を目指す予定だという。体調次第ではチームに帯同する可能性もあるが、ファンとの接触は控えると付け加えた。
清水TACは現在44歳で、2019年にサンロッカーズ渋谷のアシスタントコーチに就任し、2021-22シーズンから三遠のアシスタントコーチを務めてきた。また、選手として大塚商会アルファーズ(現越谷アルファーズ)や埼玉ブロンコス(現さいたまブロンコス)、宮崎シャイニングサンズ、大分ヒートデビルズ、ライジング福岡(現ライジングゼファー福岡)、サンロッカーズ渋谷などでプレーした経歴を持つ。
今回の発表に際し、三遠の北郷謙二郎ゼネラルマネージャーはクラブ公式サイトを通して次のようのコメントを寄せた。
「このたび、清水トップアシスタントコーチが長期の治療と静養に専念することとなりました。まずは、コーチの健康と回復を最優先に考え、チームとして全面的に支援してまいります。清水トップアシスタントコーチは、日々の練習や試合において選手たちを支え、チームの成長に大きく貢献してきました。その献身的な姿勢と情熱は我々にとって非常に心強いものであり、今回の離脱は残念ではありますが、何よりもご本人の健康が第一です。今後のチーム運営については、現体制のもとで引き続き安定した環境を維持し、選手・スタッフ一丸となって前向きに取り組んでまいります。ブースターの皆さま、関係者の皆さまにはご心配をおかけしますが、引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます」