FE名古屋が名古屋Dとの延長戦を制し“名古屋ダービー”連勝… 保岡龍斗がキャリアハイの26得点

12月21日、IGアリーナで「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26」B1第15節が開催。西地区10位のファイティングイーグルス名古屋が、同2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの“名古屋ダービー”に臨んだ。
前日に行われたGAME1ではFE名古屋が80-78と僅差で勝利していた。GAME2では試合序盤から点を取り合う激しい展開となるも、FE名古屋は保岡龍斗が第1クォーターだけで8得点を奪い、21-18でこのクォーターを終えた。第2クォーターではFE名古屋のショーン・オマラがこのクォーターだけで9得点を奪うも、名古屋Dのアーロン・ヘンリーを中心とした反撃に遭い、41-38と点差を広げられないまま試合を折り返した。
後半に入ると、FE名古屋は名古屋Dのアラン・ウィリアムズの得点をきっかけに7-0のランを許して逆転される。その後も苦しい時間が続き、49-56と7点ビハインドで第3クォーターを終えた。しかし第4クォーター、FE名古屋は猛追を見せ、残り33秒で保岡が値千金の3ポイントを沈め71-71と同点に。試合はそのままオーバータイムにもつれ込んだ。
OT1では両者一歩も譲らぬ展開となるが、FE名古屋は並里成が躍動し、このクォーターだけで6得点を挙げる。残り35秒で杉本天昇が3ポイントを沈めて突き放すと、そのまま逃げ切り87-83で勝利を手にした。
“名古屋ダービー”で連勝を収めたFE名古屋は、保岡がキャリアハイとなる26得点に加えて5リバウンドを記録。オマラが21得点14リバウンド5アシストでダブルダブルを達成、フランシス・ロペスが15得点7リバウンド、並里が11得点8アシストをマークした。
一方、惜しくも敗れた名古屋Dは、ウィリアムズが17得点10リバウンドでダブルダブルを達成、齋藤拓実が15得点、ヘンリーが13得点挙げたが、一歩及ばなかった。
■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 83-87 ファイティングイーグルス名古屋(@ IGアリーナ)
名古屋 D|18|20|18|15|12|=83
FE名古屋|21|20| 8|22|16|=87