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2025.12.25

秋田ノーザンハピネッツが前田顕蔵ヘッドコーチの退任を発表、後任はアソシエイトコーチのミック・ダウナー

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前田顕蔵

「秋田で仕事ができたことは僕の誇り」

秋田ノーザンハピネッツは12月25日、前田顕蔵ヘッドコーチとの契約を解除したと発表した。後任は現アソシエイトコーチのミック・ダウナーが務め、27日のファイティングイーグルス名古屋戦から指揮をとる。

1982年生まれ、大阪府出身の前田は米大学を経て高松ファイブアローズ(現香川ファイブアローズ)のアシスタントとしてプロクラブのコーチングキャリアをスタート。秋田には2015-16シーズンよりアシスタントコーチとして加入し、2019-2020シーズンからヘッドコーチを務めた。2018年には男子日本代表のサポートコーチ兼通訳、2021年には同アシスタントコーチも務めていた。

秋田は今シーズンは開幕から低迷が続き、ここまで4勝22敗と成績が落ち込んでいた。前田はクラブ公式サイトで水野勇気社長とは10月下旬から進退について話し合いを進めていたことを明かし、「勝てていないこの状況に関して申し訳ありません。目指すスタイルも表現できず、自分自身の力不足です」と謝罪。また、クラブとファンに向けては次のように感謝を述べている。

「11シーズン秋田で仕事ができたことは僕の誇りです。本当にありがとうございました。有明、B2降格、B1昇格、チャンピオンシップ出場、日本代表活動、コーチとしてこれだけ経験させていただいたことは本当に幸せでした。何よりも秋田ノーザンハピネッツのホーム会場の一体感が大好きでした。(中略)大好きな秋田は僕のホームであり、思い出が沢山詰まった場所です。感謝しかありません。今まで関わった選手、スタッフ、そして水野社長はじめ、フロントスタッフの皆さん、一緒に仕事ができて楽しかったです。秋田ノーザンハピネッツに関わる全ての方へ、ありがとうございました!」