2026.01.18
B.WHITEが勝利、MVPは地元出身で3P9本成功の田中大貴が受賞[B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2026]
ハイライトプレーだけでなく、真剣勝負も披露
1月18日、りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKIのクライマックスとなる「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2026」がHAPPINESS ARENAに5400名超の観客を集め、超満員で開催された。
オールスターといえば、入場シーンが最初の注目ポイント。先に入場したB.WHITEでは、地元長崎ヴェルカの# 18馬場雄大は大きな長崎ランタンを3つ身につけ、手に巨大皿うどんを持って登場すると、#99川真田紘也は大きなカステラを両手に持って登場。B.BLACKでは、#10吉井裕鷹が『カメラを止めるな!』のオマージュかビデオカメラを持って現れた。締めくくりは、#7篠山竜青。金色のスパンコールジャケットをまとって登場すると、GRe4N BOYZの『キセキ』が流れる。コート中央まで進んでいざ歌い始め⋯というタイミングで、#8ジョシュ・ホーキンソンに歌われてしまう。それでは次の節でというところで#9辻直人、#99川真田が次々と歌ってしまう。結局、サビでみんな手を振りながら、歌うと会場も一緒に歌うという時間になった。
会場が温まったところで試合はスタート。ティップオフ直後、ボールを保持したB.WHITE#1渡邊雄太に、#10吉井がいきなりハグするかのようなファウル。いきなりアンスポーツマンライクファウルがコールされるという、波乱の幕開けとなった。
B.WHITE#14岸本隆一とB.BLACK#7篠山のポストプレー合戦、B.BLACKは#3安藤誓哉ら、B.WHITEは#18馬場雄大らによる3Pシュート合戦など見せ場を作っていく。1Q終盤、B.BLACK#30富永啓生がコートに入ると、B.WHITE#8ホーキンソンに1オン1を仕掛け、サイドステップから3Pシュートを成功。会場がドッと湧いた。それに触発されたか、B.WHITEは#99川真田が同じく1オン1をB.BLACK#11セバスチャン・サイズに仕掛けたが、ターンオーバーになってしまった。

B.BLACKが39-36とリードして第2クォーターを迎えると、B.WHITE#0ザック・オーガストのアリウープ、B.BLACKは#8クリストファー・スミスや#11サイズがコンテストダンクを披露し盛り上げるとB.WHITEは#99川真田がチームメイトの#18馬場からのパスを受けてアリウープを決めてみせた。結局、前半はB.WHITEが72-59とリードし終了。その中で地元・長崎西高出身の#13田中大貴が前半だけで6本の3Pシュートを決めて18得点と爆発を見せた。

3Qでは、B.BLACK#15竹内譲次、B.WHITE#13田中が豪快なダンクを披露するなどベテランがハイライトを作り、B.WHITEの94-93で4Qに突入。すると、今度はMVPを意識してか、両チームの選手たちが積極的に得点を強襲し、ハードなディフェンスも披露し盛り上げた。後半、一気に得点を伸ばしたのがB.BLACK#30富永。4Q中盤、3Pシュートを3連発で決めるなどで31得点を積み上げると、B.WHITEはここまで23得点の#13田中を投入した。すると、残り4分を切ったところで3Pシュートを成功させて#30富永に5点差と迫った。


MVP争いとは別に、残り2分を切ったところでB.WHITEが125-119と僅差での争いになった。勝利を狙うB.BLACKはバックコートからプレッシャーをかけたが、残り43秒、B.WHITE#8ホーキンソンが右コーナーから3Pシュートを成功。130-122として、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)のようなおやすみポーズのセレブレーションを見せた。B.BLACKは#30富永にボールを集めたが、シュートはリングに嫌われてしまう。すると、B.WHITE#13田中が29点目となるブザービーター3Pシュート(9本目)を決めて試合は終了。B.WHITEが最終的に133-122で勝利した。
試合後、最も印象的なプレーを見せた選手に送られるMIPは、3Pシュート9本を決めて31得点をマークしたB.BLACK#30富永が受賞となった。そしてMVPはB.WHITEから#13田中、#0オーガスト、B.BLACKから#30富永、#11サイズが候補となり、SNS「X」での決戦投稿へ。結果、B.WHITE #13田中が85%の得票率となって初受賞、100万円を獲得した。
オンコートインタビューで田中は、「この3日間を通じて、長崎の盛り上がりや熱量を強く感じた。素晴らしいオールスターイベントになったと思います」とまず発言。会見でも語っていたとおり、子どもたちとの交流を大切にして臨んだ今回のオールスターについては、「自分の幼少期にはこうしたイベントはありませんでした。Bリーグのスター選手が長崎に集まり、直接触れ合うことで、ここ長崎からもっと多くのプロ選手が生まれてほしいと思います」と思いを明かした。
また、長崎ヴェルカのB1での活躍にも触れ、「長崎のバスケの熱量は年々強くなっています。今日こうして皆さんの前でプレーでき、長崎出身であることを誇りに思います」と地元への思いをにじませた。さらに29得点、3Pシュート16本中9本成功というプレーについては「100点」と自己採点。最後は「投票してくれた皆さんに感謝です。シーズン後半戦も残っているが、これからもBリーグファンの皆さんと一緒に日本のバスケを盛り上げていきたいと思います」とメッセージを送った。
記事提供:月刊バスケットボール