バスケットLIVE
2026.05.09

名古屋Dが“完全アウェー”19点差から大逆転勝利…前年王者の宇都宮はCS初戦落とし崖っぷち

  • バスケットボールキング

 5月9日、日環アリーナ栃木で「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26」クォーターファイナルGAME1が行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(第7シード)が宇都宮ブレックス(第1シード)に逆転勝利した。

 前半は、ホームの大声援を受ける“東地区王者”宇都宮が主導権を握った。試合立ち上がりこそロースコアの重苦しい展開となったが、D.J・ニュービルを起点に徐々にリードを拡大。遠藤祐亮の3ポイントや小川敦也の鋭いドライブもあり、31-46と宇都宮15点リードでハーフタイムに突入した。

 しかし、第3クォーター残り3分に名古屋Dは加藤嵩都を初投入すると、加藤が3ポイントを決め、さらにスティールも連発。前半無得点だった齋藤拓実も怒涛のラッシュを見せ、同残り37秒には加藤のアシストから齋藤が逆転3ポイントを成功。35-21の“ビッグクォーター”で試合を振り出しに戻した。

 最大19点差からクロスゲームに持ち込んだ名古屋Dの勢いは、第4クォーターに入っても衰えなかった。勝負どころでアーロン・ヘンリーが好守から速攻を連発。名古屋Dはインサイドを支えてきたスコット・エサトンを欠き、レギュラーシーズンを6連敗で終える苦境のなか、完全アウェーでのビハインドを後半だけでひっくり返し、89-82で先勝した。

 名古屋Dは齋藤が後半だけでチーム最多の24得点と爆発したほか、負傷離脱から復帰したアラン・ウィリアムズが19得点13リバウンドでダブルダブルを達成。今村佳太は14得点、ヘンリーは13得点8アシスト5スティールを記録し、劇的勝利を手繰り寄せた。

 一方の宇都宮はニュービルが27得点、グラント・ジェレットが13得点、比江島慎が11得点を挙げたが、チーム全体で19ターンオーバーを記録。試合前から選手が警戒していた“走られる展開”に持ち込まれ、セミファイナル進出へ後がなくなかった。

 名古屋Dがシリーズ突破に王手をかけて迎えるGAME2は、同会場で10日17時05分ティップオフ予定だ。

■試合結果
宇都宮ブレックス 82-89 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
宇都宮|21|25|21|15|=82
名古屋|16|15|35|23|=89

【動画】大逆転劇…宇都宮vs名古屋Dのロングハイライト映像