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2017.12.22

B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第14節展望

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第13節の見どころをB.LEAGUE 公式アナリスト 佐々木クリスの眼で要チェック!

B1各試合のみどころ
■前節のBEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK


■B1各試合のみどころ
川崎ブレイブサンダース×大阪エヴェッサ

前節A東京戦ではここ最近の1試合目の立ち上がりの悪さや守備の内容を改善しA東京に快勝、高順位ではないが存在感は再び増しつつある。3Q残り8:06 、攻撃をしていた川崎 #7 篠山はシュートクロック残り僅かとみると、とっさにリングに当てる起点の効いたプレー。また9点差に広がる#33 長谷川の3Pシュートに繋げたスキップパスもリーグで出せる選手は限られる。今節でも#22 ファジーカスと共にゲームをコントロールするだろう。
一方大阪はロースコアゲームとなった13節の滋賀戦で2Qに6得点と苦しんだものの、ベンチスタートの#17 木下が終盤に値千金の3Pシュートを決めれば、#14 橋本は19分半の出場で#5 ポマーレに次ぐ11得点をあげ、#9 スミス欠場ながらも連敗を4で止めた。ただし、相手が川崎となれば話が違ってくる。1Qに外国籍選手を2人投入してくる川崎に大阪もマッチしてくるのだろうか。今季初対戦でのベンチワークからも目が離せない。

試合日時会場 
12月22日(金) 19:05川崎市とどろきアリーナ→B.LEAGUEチケット
12月23日(土) 16:05川崎市とどろきアリーナ→B.LEAGUEチケット
島根スサノオマジック×滋賀レイクスターズ

前節では大阪相手にゾーンディフェンスで守備から巻き返すも2Qオフィシャルタイムアウト明けから3分間無得点。得点力不足の課題はターンオーバーも絡むだけに一朝一夕では修正出来ない部分かも知れないが、ノーマークを決め切れていないのも痛いところ。1試合平均のアシスト数で富山#11 宇都とデッドヒートを繰り広げているPG #7 並里だが30分換算で比較すると5.9本に対し7.4本と頭ひとつリード。大阪戦は組み立てに反省も残っただろう。今節も双肩に期待がかかる。
対する島根は大量得点で前節西宮を一蹴して滋賀に乗り込む。日本人3Pシュート試投数でチームの2トップ #0 佐藤、#18 相馬は躊躇なくシュートを放ってくる。#40 スコットは24試合で平均15得点10リバウンド以上の平均”ダブルダブル”でリーグ内の定位置を確保している。リーグ平均以上のORB獲得率(100回のORB機会に対して何本取得するか)を見せる島根に対して、平均以上を許す滋賀のリバウンド争いも白熱しそうだ。

試合日時会場 
12月22日(金) 19:05松江市総合体育館→B.LEAGUEチケット
12月23日(土) 14:05松江市総合体育館→B.LEAGUEチケット
京都ハンナリーズ×シーホース三河

両日本人エースが13節では振るわずFGの合計が12/27。特に三河# 14 金丸は普段なら入っているとは言えタフなロング2Pシュートが多く、1本も3Pシュートも打たなかったことでもシュートセレクションが接戦では勝敗に影響した。チームとしてもAVE11.4本を大きく上回る15本のターンオーバーを犯し、攻守の切り替えの中で戻りきれずに許した失点も痛かった。
京都では開幕前からBリーグ最重量として騒がれた#34 スミスがピンポン球の様にディフェンダーをはじき飛ばしている。前節琉球との死闘でも4Qに7得点6リバウンドと#32 マブンガとチームの強力1、2パンチとしてリーグ内で存在感を強めている。 共にインサイド→アウトのバスケットボールを展開。戻りの遅い時間帯があると言う共通点をマッチアップでどう見るか。#43 永吉を筆頭に、守備のみならず京都の日本人選手の得点も大きな鍵になるだろう。

試合日時会場 
12月23日(土) 14:05三段池公園 総合体育館→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 14:05三段池公園 総合体育館→B.LEAGUEチケット
栃木ブレックス×琉球ゴールデンキングス

手の中から勝利がすり抜けた様にも見えた13節京都戦で連勝記録が途絶えるも、前年度王者との一戦となると、選手達もしっかりと切り替えて臨むだろう。京都戦勝負所タイムアウト明けに3Pシュートを決めて2桁得点にのせたチームの顔でもある#14 岸本は3Pシュートを100本以上放つリーグ12人のうち3番目に高い40.8%、1試合あたり5本以上放つ危険な存在だ。
王者となった昨シーズンはブラックホールほどの重力でORBをがぶ飲みにしていた栃木、今季もリーグTOPクラスな上に、陰のファイナルMVP #4 ギブスも戻ってきた。昨季30換算でオフェンスリバウンドは4.1本と#32 ロシターと同等、今後大きなブーストになるのは間違いない。B1キャリア最多17得点をSR渋谷戦であげた#18 鵤は3Pシュートを放った数でも成功数でも1試合では最多の3/5、攻撃での存在感も増やして行けるだろうか。

試合日時会場 
12月23日(土) 15:05ブレックスアリーナ宇都宮→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 15:05ブレックスアリーナ宇都宮→B.LEAGUEチケット
千葉ジェッツ×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

前節で北海道のFGを43.5%に抑えた上、スティール13本と完全勝利をあげた千葉。今季は昨季以上に守備の意識が先行するゲームが増えている。#2 富樫は1Qから全開で立ち上がりはルーキーに洗礼を浴びせ、開始10分のブザーが近づくと#9 折茂を含めたピック&ロールを仕掛けて間合いを作り3Pシュートを射抜く好判断で8-0のランを締めくくった。守備から一気にコートを駆け上がる素晴らしいアスリートである#21 エドワーズはチームになくてはならない存在。#27 石井、#34 小野も2桁得点。死角のないゲームを今節でも目指す。
ホストチームは”ジキルとハイド”=2面性を持つ名古屋D。時につかみ所が無く分析家の頭を悩ませるが、一貫して変わらないのは守備的な数値の低さだ。3Pシュートの成功が鍵で、#34 ブラッキンズ、#24 バーレルの活躍は必須か。千葉との対戦の後には三河、オフを挟んで新潟、横浜、三遠と大事な同地区争いが続く。 また今節は得点力あるPGのマッチアップや、日本人アウトサイドプレイヤー千葉#34小野と名古屋D#8張本の対決も楽しみな一戦。

試合日時会場 
12月23日(土) 15:05船橋アリーナ→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 15:05船橋アリーナ→B.LEAGUEチケット
サンロッカーズ渋谷×アルバルク東京

A東京は前節にて勝負の文となった3Q、1点差まで詰める3Pシュートを沈めるもその後の1分間で#6 馬場は攻守で未完成な部分を露呈。チームは8-0のランを浴び9点差まで川崎に再びリードを広げられるとその先は相手の背中を捉えられず敗戦。中央を固めてくる守りにリング周り(FG16/25)よりもジャンプシュート(11/34)を多く打たされ、その確率も響いた。序盤にターンオーバーで掘った墓穴も苦い後味となった。SR渋谷との対戦でも限られたアドバンテージを最大化する小さなプレーが勝敗を分ける。対する失点率がリーグで2番目に低い堅守SR渋谷は前節栃木戦でもペイント内を果敢に攻める栃木に対して確率を17/36=47.2%と50%のラインを越えさせなかった。今節でもA東京の#53 カークや#31 ウィリアムズにアドバンテージを与えないばかりか、A東京のペネトレイトを如何に抑えるかが大きな鍵だろう。決して得点効率の高いSR渋谷ではないので#51 菊池が17得点を対A東京でも叩き出せば追い風だ。

試合日時会場 
12月23日(土) 18:05青山学院記念館→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 14:05青山学院記念館→B.LEAGUEチケット
横浜ビー・コルセアーズ×レバンガ北海道

北海道は今季対戦で既に2勝をあげている横浜を迎え撃つ。前節では#11 桜井がFG7/8から16得点をあげるも、チームはボールを奪われてから即、攻撃に転じられてしまうライブターンオーバーの恐ろしさを改めて感じる手痛い敗戦。
横浜は前節で3Pシュートを30本放って12本成功、今季4度目の80得点オーバーも、新潟相手に30本ものFTを与え、要所で許した4本の3Pシュートに泣いた。今節の対戦は1試合あたり16.6本放たれるリーグの平均FT試投数に対して、相手に与える数が平均よりも多い両チーム。北海道 #15 トラソリーニ、横浜 #34 サビートがFTAではチームリーダー。ただし、両選手、チーム共にFT%では大きな隔たりがあるため、どちらもファウルをせずに守りきれないとなれば北海道に有利か。かつての日本代表同士、#11 桜井と#1 川村のマッチアップも見られるだろう。
リーグで最も相手に速攻を許すチームのひとつ横浜と、リーグで最も攻撃に転じるスピードの早い北海道の対戦と言う事も押さえておきたいポイント。

試合日時会場 
12月23日(土) 18:05横浜国際プール→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 14:05横浜国際プール→B.LEAGUEチケット
新潟アルビレックスBB×富山グラウジーズ

混戦の中地区2位争いはシーズン終盤までもつれそうな様相を成してきた。ライバルとの争いは勝敗もさることながら得失点差も重要なファクターとなる。アメリカのバスケ文化が日本にも持ち込まれ、4Q終盤にビハインドの相手がファウルゲームに持ち込む意図がない場合は攻撃側もシュートに持ち込まないと言う暗黙の了解がひとつのスポーツマンシップとして根付いているが、これも変わる日が来るかも知れない。 横浜に2連敗の後は名古屋Dに快勝、差を広げるべきタイミングで相手を叩いたことで#11 宇都の出場時間も今季3度目の30分未満。タフスケジュールのもとでは黄金ほどの価値もあろう。
新潟の攻撃と守備は北極と南極とも言い換えられる。#7 五十嵐、#11 鵜沢、#31 城宝の35歳以上トリオの貢献度の高さにはリスペクトしかないが、守備的にチームを支えるところまで要求するのはタフな年齢かも知れない。
速攻を仕掛ける頻度に大きな隔たりがある両チーム、大きな注目ポイントだ。

試合日時会場 
12月23日(土) 18:05リージョンプラザ上越→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 14:05リージョンプラザ上越→B.LEAGUEチケット
西宮ストークス×三遠ネオフェニックス

前節三河との対戦では、相手がFTを打つ間に組む円陣の数と声がけの数で三河を凌ぐデータを記録しタフゲームに勝利、週末に乗り込む三遠。FTで引き離そうとする三河に#73 田渡が期待に応える3Pシュート、そしてチームでは15本のターンオーバーを誘い8本に自身のミスを抑えたのは接戦で大きかった。相手ターンオーバーからの得点も17-8と三河の2倍。この優位性は当然今節でも継続したいところ。
対する西宮は13節島根との対戦で試合の3/4でゾーンディフェンスを敷いてスタイルを貫くも得点効率リーグ14位の相手に107失点と仇となった。1Q早めに#2 バーンズを投入すると爆発してくれた前節ではあったが、西地区最下位脱出のきっかけがなかなか掴めない。既に十分ではあるが、思いつく限りのテコ入れはチームで1試合平均5本のシュートを放つ選手のうち最もFG%の高い#21 ラマートのシュート増に繋がるプレーを増やすことだろうか。

試合日時会場 
12月23日(土) 18:05西宮市立中央体育館→B.LEAGUEチケット
12月24日(日) 15:05西宮市立中央体育館→B.LEAGUEチケット