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2017.10.23

B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第5節展望

  • CLUB / GAME

大阪が千葉に先勝し、島根も琉球から2連勝を奪うなど、混戦の兆しが高まるB.LEAGUE。
地区内順位が気になり始めてくる第五節の注目ポイントをB.LEAGUEアナリスト 佐々木クリス氏の眼で要チェック!

B1各試合のみどころ
■今週のB.TIMESはしばらくお待ちくださいませ。
BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK

■B1各試合のみどころ
千葉ジェッツ×レバンガ北海道

どこからでも点が取れるオフェンスに加え頼れるベンチプレイヤーを擁し、開幕以来完成度の高さを見せ続ける両チーム。
ここまで1試合平均のファストブレイク・ポイントでもリーグを共にリードするだけにスピーディーな展開は必至。そんな対決で勝敗を分けるのは守備。
北海道が注意すべきは日本代表に定着し1試合平均15.9得点6.8アシストをあげる千葉 #2 富樫。富樫が北海道の隙を見出し、ゲームコントロールができれば千葉優位。
北海道は#8 多嶋、#35 伊藤、#1 関野など層の厚いバックコート陣が代わる代わる富樫封じに成功すれば勢いがつけられる。千葉がどう北海道 #2ウィッティントンとマッチアップするかも楽しみ。

試合日時会場 
10月25日(水) 19:05千葉ポートアリーナ→B.LEAGUEチケット
サンロッカーズ渋谷×栃木ブレックス

実力以上に勝利数に開きが出ている東地区において出遅れているとも言える両クラブ。
これはリーグ全体でもFG%が栃木17位、SR渋谷は14位と低迷している事が戦績に跳ね返っているとも取れる。
昨年度王者の栃木は昨季同様、闘争心剥き出しで戦うが本当の意味でベストラインナップをまだ模索中かも知れない。新規加入の#13 ボーズマン、#18 鵤、#31 喜多川がチームに深くなじみつつ、全体としての得点力に繋げられるからが非常に重要。
一方、SR渋谷は昨季から変わって守備での安定感を強めようとしている。#22 長谷川、#32 山内などの起爆剤が加わり、両チームの中で誰が日替わりヒーローとして貢献出来るか。
王者の気概か、チャレンジャーのどん欲さか。いずれにせよ激闘となる。

試合日時会場 
10月25日(水) 19:05墨田区総合体育館→B.LEAGUEチケット
新潟アルビレックスBB×横浜ビー・コルセアーズ

平均得点30点を超える重戦車#54 ガードナーを擁するが勝利を拾いきれない新潟。日本代表候補に復帰した#1 川村をはじめ、#21田渡、#34 サビートと多角的に得点が狙えるが流れを維持しきれない横浜。
共に課題はチーム全体のディフェンス。現在1回の攻撃権で観る失点ではリーグ平均を大きく下回ってワースト2となってしまっている。
データが示す通りノーガードでのパンチの応酬になるのか?それともどちらかの守備対策がビタはまりするか?少ない回数となっても、試合全体の「流れ」を支配できる守備を潮目で1本!出来るかが勝負の鍵となる一戦ゆえにベンチワーク含めたゲームコントロールに注目。

試合日時会場 
10月25日(水) 19:05新潟市東総合スポーツセンター→B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    10月25日(水) 19:05
  • ・会場
    新潟市東総合スポーツセンター
  • B.LEAGUEチケット
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ×富山グラウジーズ

同じ中地区で若手選手が主体同士の対決。
ここまではリーグワーストクラスだった昨季の守備を中堅クラスに押し上げている富山が一歩リードだろう。名古屋Dはペースアップを掲げるもファストブレイク得点は平均2桁には到達していない。3Pシュートを好む外国籍も多いためペイント内得点を上げ、リングアタックの脅威を増やす為には守備から走る展開をもっと増やしたい。
注目は勢いに乗っている名古屋D #21 笹山と、スタッツ好調中の富山 #11 宇都とのPG対決。千葉から移籍した富山 #22 上江田は昨季平均9.2分から出場時間を18.8 分まで倍増、3Pシュート成功率も60.9%と好調だ。
今節は初会場の津市産業・スポーツセンター(三重県)にて開催!

試合日時会場 
10月25日(水) 19:05津市産業・スポーツセンター サオリーナ→B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    10月25日(水) 19:05
  • ・会場
    津市産業・スポーツセンター サオリーナ
  • B.LEAGUEチケット
滋賀レイクスターズ×大阪エヴェッサ

怪我人続出中の滋賀に不安要素はあるが、司令塔#7 並里が欠場した試合で勝利をあげた事はチームの自信を高めるはず。また若手有望株として成長著しい#24 高橋が波に乗り、得点を増やしてくる可能性もある。長いシーズンでは怪我の光明も得てしてあるものだ。
一方、大阪は前節千葉との2戦目で桶谷HCが2つのテクニカル・ファウルを宣告され退場する事態となったが、1戦目では目の覚める様な先制パンチで勝利を奪った。
チーム浮上の為に必要な#27 熊谷が平均得点で2桁にのせているばかりか、#9 スミスも状態が向上しておりチームにアグレッシブさが出てきた。

試合日時会場 
10月25日(水) 19:05ウカルちゃんアリーナ→B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    10月25日(水) 19:05
  • ・会場
    ウカルちゃんアリーナ
  • B.LEAGUEチケット
京都ハンナリーズ×琉球ゴールデンキングス

共にリーグトップクラスのディフェンスを誇るクラブの対戦は、オフェンスのリズムをいかにキープするかが重要。
京都は三河や新潟を凌ぐ攻撃の26%以上がポストアップからのシュートやパスアウトで攻撃を組立てるのに対し、琉球はリーグ3位の34%以上がピック&ロールからのシュートもしくはパスアウトと好対照。共に流れを変えられる3Pシュートの決定力を維持出来れば守備も的を絞り辛くなる。
京都 #12岡田、琉球 #11 須田・#13 津山がどう得点に絡んでくるか。琉球は島根と前節でまさかの2連敗、オフェンス・リバウンド数、ターンオーバー数で共に劣勢になるなど勢いを落としている。

試合日時会場 
10月25日(水) 19:05ハンナリーズアリーナ→B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    10月25日(水) 19:05
  • ・会場
    ハンナリーズアリーナ
  • B.LEAGUEチケット
西宮ストークス×島根スサノオマジック

同じ西地区でB1昇格クラブ同士の初対戦は昨季B2ファイナルの再戦。
両クラブともここまではB1の厚い壁を感じてはいるが、西宮は去年からのディフェンスからの速攻というプレースタイルを継続。一方、島根は大幅にロスターを入れ替え、プレースタイルを模索しながらの序盤戦。ただ一足先に5割に戻しているのは琉球に連勝した島根だ。
西宮は#9 谷、#13 道原、#2バーンズによるシュート成功率が高まってくれば勝利へグッと近づく。対する島根は、#21レーン、#40 スコット、#41 スタツのインサイドが強力で、ディフェンスリバウンド数はリーグトップクラス。外角の守備でもボールに食らいついてくる強さがみられる。

試合日時会場 
10月25日(土) 19:05西宮市立中央体育館→B.LEAGUEチケット
三遠ネオフェニックス×シーホース三河

三河の中地区1強体勢に待ったをかけるべく、昨季チャンピオンシップ出場の三遠が挑む。未だ要の#2ドジャーが怪我のため1秒も出場がないなか4勝4敗は上々だが、前節に続いてタレントで勝るチームとの対戦は楽ではない。
三遠は、新加入の#20 マーティンが三河のインサイド陣を如何に外に引きずり出せるか?また#8 太田が如何に身体を張れるかが鍵。2人が果敢に攻めてファウルトラブルを誘えれば願ったり叶ったり。
三河の#12 西川は対横浜第2戦で32得点と爆発したが、このマッチアップではマーティンを抑えるなど、守備面での貢献が期待される。チームではFG成功の64%にアシストが付きFG成功率リーグ1位の49.9%に貢献している。三河起点の#32 桜木や#6 比江島を止めるのは至難の業。ゆえに三遠は三河を上回る得点を演出出来るか?チーム・オフェンスにプレッシャーがかかる。

試合日時会場 
10月25(水) 19:15豊橋市総合体育館→B.LEAGUEチケット
アルバルク東京×川崎ブレイブサンダース

昨シーズンのチャンピオンシップセミファイナルで激闘を演じた両クラブによる対戦。関東アーリーカップでも対戦した両クラブは、A東京が#10 バランスキーの劇的シュートで勝利した。今回は川崎がA東京の新ホームアリーナ「アリーナ立川立飛」で雪辱を果たせるか。
両チーム外国籍選手のせめぎ合いは勿論のこと、見所は三河の比江島&橋本とも並んで、Bリーグ最強バックコート(PGとSGのコンビ)に挙げられるA東京 #3 安藤&#24 田中、川崎 #7 篠山 辻の対決。経験値では川崎のコンビが上回るも前節での安藤の活躍も目覚しく、彼が成長するとA東京は目指すべきバスケットに近づいてくる。
どちらのクラブもバスケットボールIQが高く、シュート、ドライブ、パスから瞬時に優れた選択を行う好カード!

試合日時会場 
10月25日(水) 19:35アリーナ立川立飛→B.LEAGUEチケット
■今週のBEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK