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B.LEAGUEアナリスト 佐々木クリスの第31節展望

第31節の見どころをB.LEAGUE 公式アナリスト 佐々木クリスの眼で要チェック!

B1各試合のみどころ

■B1各試合のみどころ
栃木vsA東京

 今季、A東京相手に1勝もあげる事が出来ていない栃木。直近3/28の対戦では5人に2桁得点をあげられ、3Pシュートも11/25=44%という高確率を許して90失点。最もA東京を抑えたゲームでも75失点と、今季もディフェンシブなアイデンティティがとことん試される。今節も普段以上に失点が伸びる事を覚悟すると共に、戦列に復帰した#13 ボーズマンが怪我以前の状態を更に上回るギアを持ち合わせているかがチャンピオンシップを見据えても大きな鍵。チャンピオンシップ進出を決めているクラブの中で、ボールを扱えるSFタイプの外国籍選手は#13 ボーズマン含め、千葉 #8 ライオンズ、京都 #32 マブンガの3人。#10 竹内の使い方にも影響を及ぼす彼のパフォーマンスに注目したい。
 A東京は、前節GAME2 #24 田中体調不良、#13 菊地途中欠場という緊急事態のなか、ベテラン#7 正中を先発に据えて、翌日から大きく絞め直したディフェンスで琉球を封じて1勝以上に価値ある勝利を掴んだ。規律正しさとハードワークを常に求めるHCの下、今節そして最終節と荒波の航海は続く。ファンから愛される#6 馬場が前節2試合で先発起用され、27分、30分と出場時間を得る中でドライブから叩き込むダンクやGAME2ではFTを11本得る積極性で持ち味をみせた。両チームの伸び代を計る上でも重要な対戦だ。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 ブレックスアリーナ宇都宮 →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    ブレックスアリーナ宇都宮
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千葉vs川崎

 前節川崎は、今季最後のホームゲーム、東芝バスケットボール部68年への感謝の思いをコートにぶつけた。創部当時は土の上、そして10年後には屋上、そして体育館へと練習場所を移しながら築き上げた伝統が、Bリーグと言う演出もダイナミックなリーグまで繋がったことは長年尽力を惜しまなかった関係者、ファンのみなさまの勝利だろう。そして、チームは#7 篠山の捻挫というアクシデントを乗り越えキッチリ連勝。チャンピオンシップでも有終の美を飾るべくホーム開催権を諦めずに戦って行く。今節も控えPG#0 藤井の活躍がチームにタフネスを注ぎ込むはずだ。また、今節から#22 ファジーカスが帰化枠での出場が認められる可能性があり、出場時間にいかほどの変化が見られるかも注目に値する。
 対するホーム千葉は、このまま行くとチャンピオンシップ1回戦でもぶつかる川崎相手に様々な思いを巡らせている事だろう。また今節で勝利すれば栃木と対戦する東京の結果次第で東地区優勝が決まる。チャンピオンシップを通じてホームで戦える権利を勝ち取る事は、リーグ最多の観客動員数を誇る千葉に取っては喉から手が出るほど欲しいはず。#3 パーカーというカードが必ずしも絶対的優位なカードでなくなった時、あくまでも川崎に対して速攻を仕掛けて行けるか?#34 小野のポストアップに対して、川崎は大学では自信を持ってPFもこなした#33 長谷川を託すはず。となると互いのピック&ロールの遂行力勝負とも思えるが… 果たして如何に。千葉は前節から控えPG#11 西村も復帰。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 千葉ポートアリーナ →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    千葉ポートアリーナ
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SR渋谷vs北海道

強豪ひしめく東地区にあって、気迫の籠った戦いを続けながらもチャンピオンシップの望みが断たれた両クラブ。滋賀が前節に敗れた事で、北海道は残留プレーオフ脱落の可能性もなくなった。前節千葉戦では47歳#9 折茂が今季初先発、Bリーグ通算1000得点も記録した。翌日も先発を務めた#9 折茂は「良い形でシーズンを終えたい。まずは雰囲気作りから」と残り3試合で若手をまとめる事を誓った。
前節栃木と対戦したSR渋谷。共に守備的はメンタリティを持ち我慢比べの様なゲームが続いたが、先に綻びをみせてしまうと見事にそこを突かれてしまった。来季以降に繋がる、#6 サクレのポストプレー、#9 ベンドラメのドライブ以外のオプションを如何に見出せるか。シーズンを通じてひとり違った感性とバスケット感をみせていた#32 山内のスパークが楽しみだ。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 墨田区総合体育館 →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    墨田区総合体育館
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新潟vs富山

新潟はチャンピオンシップ大逆転進出へ4連勝と粘りをみせている。前節GAME2では、#54 ガードナー38得点に牽引され三遠相手に逆転勝利。今節も勢いそのままに今季4勝1敗と相性の良い相手に勝利、名古屋Dの転覆に望みを繋ぎたい。その一方で、敗れれば潰える目標なだけに精神的なプレッシャーとの向き合い方が非常に重要になる。「ラッキーボーイになりえる」ことを公言する#30 今村の思い切りの良さにも期待したい。リーグで最もターンオーバーの少ないチームのひとつがその堅実さを発揮し、富山のハイペース・オフェンスを遅らせられるか。
対する富山は仮に今節で敗れ、滋賀が島根を下すと勝利数で並んだ状態で滋賀との32節直接対決に臨む事になる。大阪、三遠も含めた4チームが、残りひと枠を避けようとひしめく残留PO争いから抜け出し優位に立つ為にも、是が非でも今節の勝利が欲しいところだ。キーとなるのは新潟 #54 ガードナーとのマッチアップ。時に#54 ガードナーが守備への戻りが遅くなる事を突きたければ走力と得点力を兼ねた#13 チャップマン、#54 ガードナーにサイズをつけてポストプレー封殺やファウルトラブルを狙うならば#45 ピットマン、その中間に位置するのが#34 ウィラードとなるが、相手はリーグ得点王。簡単に仕事はさせてくれない。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 新潟市東総合スポーツセンター →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    新潟市東総合スポーツセンター
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名古屋Dvs三河

今節で名古屋Dが勝ち、もしくは新潟が敗れれば、名古屋Dのチャンピオンシップ出場が決まる。名古屋Dは是が非でも中地区首位の三河相手に勝利を掴みたい。
前節GAME2で、#24 バーレルが再び捻挫で途中欠場と、大黒柱のコンディションの不安要素がなかなか払拭しきれない。そのGAME2、横浜の高さや自らのターンオーバーに苦しみ、一時は4Qに6点のビハインドを負ってしまった。そこから#34 ブラッキンズの連続3Pシュート成功で残り1分を切って同点に持ち込むと、#33 ティルマンが横浜 #34 サビート相手に値千金のテイクチャージで#34 サビートを退場させる。延長では#8 張本をSFで起用し、サイズを上げて押し切った内容だったが、安定感に欠ける時間を如何に減らせるかが益々終盤に重要となっている。
対する三河は、前節GAME2は#32 桜木が休養、29節でもGAME2は#14 金丸を軽い怪我の為に休養させている三河。今節は#0 橋本の欠場を考えても不思議ではない。それでもタレント軍団と称されるクラブが名古屋D相手に優勢に試合を進められる要素は多い。まずは、ペースの早い名古屋をスローダウンさせるハイプレッシャーから始まる。また、3Pの多い名古屋に対しても日本人選手のプレッシャーは十分に有効。ただし、名古屋D #34 ブラッキンズ、#33 ティルマンの長距離が好調だった場合、それを帳消しにするだけのインサイドでの支配力を#5 バッツ、#32 桜木が発揮出来るかだろう。オフェンスリバウンドを捥ぎ取り、得点も重ねれば名古屋も簡単には走れない。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 ドルフィンズアリーナ →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    ドルフィンズアリーナ
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滋賀vs島根

前節西宮と対決を1勝1敗とし、連敗を8で止めた島根。しかし今節の対戦相手は残留POを避けるべく、よりハングリーに向かってくるであろう滋賀との対戦。そんな中で#40 スコットの復帰は大きな力となるはずだ。チームで、1試合平均10.8得点をオフェンスリバウンドの直後にあげる中、彼はチームTOPの3.9点をリバウンド直後にあげる。相手に与えるオフェンスリバウンドが決して少なくない滋賀を相手に、得点は益々伸びる可能性はある。そして、前節GAME2では今季初の先発起用で32分の出場、3p4/7を含む21得点と爆発した#9 熊谷の活躍は再現されるだろうか?#0佐藤と並ぶ外郭オプションになり得るかは残留をかけた戦いにも大きく影響する。 対する滋賀も#40 フィッシャーがチームを支える両輪として#7 並里とチームを牽引する。ミドルレンジからのシュートが多くオフェンスには波があるが爆発力は十分。今節ではあくまでも守備的なメンタリティで島根を締め上げ、相手のシュートミスから速攻も仕掛けられるかが大きな鍵になるだろう。前節GAME1で大阪を48-23とリード出来た展開を再現したい。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 ウカルちゃんアリーナ →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    ウカルちゃんアリーナ
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西宮vs京都

既にチャンピオンシップ出場シードが確定している京都。過密スケジュールの最終2節、そしてチャンピオンシップでコンディションを考慮してか前節GAME2ではアウェイに帯同していなかった#32 マブンガに続いて#5 ダブも出場無し。外国籍は#34 スミスひとりという中、#43 永吉が39分間で13得点11リバウンドのダブルダブルで起用に応え、PG#3 伊藤も20得点とスモールラインナップやゾーンプレスなど駆け引きが結果には現れない収穫か。今節でも場合によってはメンバーの休養も考えられる。
前節で約2ヶ月振りに#2 バーンズを20分以上起用した西宮。2日あわせて47のうち3Pシュートラインより後方から30得点、50%の高確率で沈めてみせた。リーグで最も高いFG%を対戦相手に許すチームのひとつである西宮は得点が止まってしまうと、一気に試合を決められる危険性がある。今節も相手はリーグ屈指のペイントアタック力を誇る、全てを止めるのは事実上不可能とも言えるだけに、自らの得点をどこから捻出して行くのかに注目したい。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:05 西宮市立中央体育館 →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:05
  • ・会場
    西宮市立中央体育館
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三遠vs横浜

前節で残留POに出場が決まった横浜だが、シーズン序盤の大怪我から#5 湊谷が復帰、2試合を通じて若手の#21 田渡、#8 満田も「戦力になるところを改めてアピールしてくれた」とコーチが期待を膨らませる活躍をみせた。オフェンスリバウンドでも名古屋Dに大きなダメージを与えられたインサイド陣と合わせて今節も期待したい。
一方三遠は、前節GAME1と2では内容がくっきり分かれた。残り3試合で三遠が大事にする規律正しい守備が発揮出来るだろうか。残留POへ回る可能性も0では無いだけに、事態は予断を許さない。#8 太田が横浜インサイド陣とぶつかり合い#34 ホワイトが相手の外国籍を機動力で掻き乱す事が勝利への近道だが、弟と対戦するコンボガード#73 田渡、そしてPG#5 川嶋が横浜のインサイドに怯まずアタックをみせられるかも見所になりそうだ。

試合日時 会場  
5月2日(水) 19:15 豊橋市総合体育館 →B.LEAGUEチケット
  • ・試合日時
    5月2日(水) 19:15
  • ・会場
    豊橋市総合体育館
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琉球vs大阪

前節GAME1では立ち上がりから勢いを滋賀に持って行かれ、敗れてしまった大阪。GAME2では見事リベンジを果たしてホーム最終戦を勝利で飾る事が出来た。成功したFGの26本にアシストが付き、滋賀のペイント内得点をGAME1の40から、14にまで激減させた事が攻守の連携を物語る。4本ものダンクを含む32得点の#8 ギブソンは迫力万点、今節も琉球の外国籍とその能力を競い合わせる。
対する琉球は、強固なA東京ディフェンスを前節GAME1で打ち破り3Pシュートは10/22=45.5%と高確率、守っては60失点とパーフェクトに近い内容で#14岸本はキャリアで「初めてA東京に勝てた。ホームのお陰」とチャンピオンシップに向け弾みになるゲームを振り返った。翌日は地区優勝に望みを繋ぎたいA東京に敗れるも、伸び盛りの#24 田代は6試合連続2桁得点。大阪相手に今節も築き上げてきた守備の強度の違いをみせたいところ。

試合日時 会場  
5月2日(水) 20:05 沖縄市体育館 →B.LEAGUEチケット