2024.03.19
              
					B.LEAGUE 2023-24 SEASON 2024年1月末までの外傷・障害発生状況
 B.LEAGUEでは、B.LEAGUE 2023-24 SEASON内2024年1月末までの期間において、B1およびB2全クラブ内で発生した外傷・障害発生状況を集計・検証しましたので、そのレポートを公開致します。
 本レポートはB.LEAGUE SCS推進チーム(以下「SCS」)の協賛社である株式会社ユーフォリアにより集計し、SCS内にて検証した内容で構成しております。
2023年12月19日に公開した開幕前期間および10月分のレポート項目を踏襲しながら、新たに登録ポジションごとの集計や日本代表選手の外傷・障害発生状況を追加しております。
 引き続きB.LEAGUEでは、選手の稼働を最大化すべく、全体の傾向把握から外傷・障害発生の予防に努めてまいります。
レポートはこちらからご覧ください。
【集計方法】
・各クラブのメディカルスタッフが外傷・障害発生時にONE TAP SPORTSにその記録を入力(データ入力に関するガイドラインに基づく)
・研究倫理(個人情報の取り扱いを含む) の研修を受けた株式会社ユーフォリアの担当者がデータを抽出し集計
【定義】
・2023年10月2日~2024年1月31日に発生した外傷・障害
・試合または練習で発生した外傷・障害を対象
・離脱を要する外傷・障害のみを対象
・期間中に移籍が生じた選手は移籍元および移籍先でそれぞれ別選手として計上
 ※各集計において「発生割合」が僅かに小さく反映されるが、シーズン全体の集計時には修正予定
【集計】
・株式会社ユーフォリア(B.LEAGUE SCS推進チームメンバー、協賛社)
【概要】
| 10月分_リーグ戦消化率B1B2:15% | 1月末分_リーグ戦消化率B1:56.7%/B2:58.3% | |
|---|---|---|
| 期間内総数 | 80 件 ※昨対4.8%減 | 293 件 ※昨対2.0%減 | 
| B1 / B2内訳 | B1:46件(57.5%) B2:34件(42.5%) 1クラブあたりB1:1.9件 B2:2.4件 | B1:187件(63.8%) B2:106件(36.2%) 1クラブあたりB1:7.8件 B2:7.6件 | 
| 部位 / 種類 | 部位:足関節が最多(26.3%) 種類:足関節関節捻挫が最多(18.8%) | 部位:足関節が最多(24.2%) 種類:足関節関節捻挫が最多(20.1%) | 
| 練習 / 試合 | 練習:16件(20.0%) 試合:64件(80.0%) | 練習:61件(20.8%) 試合:232件(79.2%) | 
| 試合における発生率 | B1:51.37件/1,000 athlete-hours ※昨対2.9%減 B2:62.05件/1,000 athlete-hours ※昨対24.8%増 | B1:52.20件/1,000 athlete-hours ※昨対2.4%増 B2:51.57件/1,000 athlete-hours ※昨対11.8%増 | 
| 平均出場時間 | 平均出場時間15分以上の選手群の外傷・障害発生割合は15分未満の選手群の2.81倍(19.93% vs. 7.08%) | 平均出場時間15分以上の選手群の外傷・傷害発生割合は15分未満の選手群の2.37倍(50.2% vs. 21.2%) ※詳細はレポート内で解説 | 
| 国籍区分 | 外国籍選手の外傷・障害発生割合は日本人選手の2.00倍(22.83% vs. 11.40%) | 外国籍選手の外傷・障害発生割合は日本人選手の1.4倍(47.6% vs. 32.9%) ※詳細はレポート内で解説 | 
| ポジション | - ※集計無し | ポジションによる外傷・障害発生リスクの相関は確認できない | 
| 日本代表選手 | - ※集計無し | 日本代表選手の外傷・障害発生割合は57.1% ※詳細はレポート内で解説 | 
 
                