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2025.06.20

「B.LEAGUE×まちづくり委員会」における報告書を公開 ~感動を日常に、地域創生を目指すビジョンを策定~

  • RELEASE

 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田 慎二 以下「B.LEAGUE」)は、2024年から全5回にわたり開催した「B.LEAGUE×まちづくり委員会」の議論内容を報告書にまとめ、概要を公開します。

1.委員会設置の背景と概要

B.LEAGUEは「感動立国」の実現に向け、地域創生への貢献を大きな柱のひとつとして掲げています。新たなアリーナ建設が各地で進む中、私たちはアリーナを「夢のまちづくり」のスタートラインと捉え、試合開催日だけでなく日常においても地域を活性化させる「まちづくり事業」への挑戦を不可欠だと考えています。
本委員会は、このような背景のもと、既に先進的な取り組みを進めているクラブの事例研究 や、行政・有識者等の多様なステークホルダーの皆様 との議論を通じて、「B.LEAGUE×まちづくり」のモデルケースを創出し、推進の機運を高め、リーグとしてクラブ活動を後押しする仕組みを構築する ことを目的として設立されました。2024年から計5回開催され、熱のこもった議論が交わされました。

 

2.まちづくりビジョンの発表(ビジョンマップ・ビジョンワード)

・ビジョンマップ

 

・ビジョンワード

このビジョンは、B.LEAGUE クラブが存在する街を中心に、多様な人々が集まり、賑わい、課題解決に取り組み、夢を持てる街 の実現を目指すもので、ENTERTAIN(楽しませる)、ENGAGE(関わる)、 ENERGIZE(活力を与える) 、ENABLE(可能にする)、ENHOLD(抱き込み巻き込む)といった動詞的な意味 と、日本語の 「円」「縁」「宴」 といった言葉の響きが込められています。

 

3.報告書の成り立ち

本報告書は、全5回の委員会での議論と、まちづくりに積極的に取り組むBクラブの先進事例研究に基づき、以下の3つの章と付録(APPENDIX)で構成されます。
① WHY(なぜB.LEAGUEがまちづくりに挑むのか)
② WHAT(まちづくりにおいて何が可能か)
③ HOW(まちづくりをどのように推進するか)
④付録(APPENDIX)

 

4.報告書一覧

報告書のすべては、こちらからダウンロードください。
まちづくりビジョン概要
委員会報告書
事例集

 

5.まちづくり委員会の開催報告について

第1回 クラブのまちづくり事業における可能性
登壇者:茨城ロボッツ、秋田ノーザンハピネッツ
第2回 スポーツコンテンツの行政施策への巻き込み
登壇者:長野市、シーホース三河、MINTO機構(民間都市開発推進機構)
第3回 社会課題解決×スポーツまちづくりとは
登壇者:川崎ブレイブサンダース、東洋大学、B.LEAGUE中間報告
第4回 アリーナを核としたまちづくりグラウンドデザイン
登壇者:琉球ゴールデンキングス、ベルテックス静岡、佐賀県
第5回 総括
登壇者:B.LEAGUE

 

B.LEAGUEは、本委員会での議論を通じて得られた知見を広く共有し、各地での「スポーツ×まちづくり」の取り組みを推進することで、日本社会、地域社会の発展に貢献してまいります。