B.LEAGUEフォーマット
1.2022-23シーズン B1・B2リーグ戦フォーマット
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B1:24クラブを東中西の3地区へ分け、自地区4回戦総当たり/他地区は2回戦総当たり(合計60試合
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B2:14クラブを東西の2地区へ分け、自地区6回戦総当たり/他地区2回戦総当たり+任意に選ばれる他地区内の5クラブとさらに2回戦(合計60試合)
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クラブの順位は、「勝率(勝ち試合数÷成立した試合数)」によって決定する。各リーグ戦全日程が終了した時点で、勝率が高いクラブを各地区の上位とする。ただし、勝率で同じ順位になった場合には、以下の順序により順位を決定する。なお、勝率が同じクラブが3クラブ以上ある場合は、以下のいずれかの適用により、一部のクラブと他のクラブの間で優劣がつく場合は、当該優劣のついたクラブと他のクラブ間の順位の優劣関係を確定とし、優劣がつかなかったクラブ間において再度以下の順序により順位を決定し、全ての優劣がつくまでこれを繰り返すものとする。
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(1)
当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて勝率が高いクラブ
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※
3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象
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(2)
当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて得失点差が多いクラブ
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※
3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象
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(3)
当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて1試合あたりの平均得点数が多いクラブ
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※
3クラブ以上ある場合は、当該クラブ間で対戦したすべてのゲームが対象
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(4)
リーグ戦すべてのゲームにおける得失点差が多いクラブ
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(5)
リーグ戦すべてのゲームにおける1試合あたりの平均得点数が多いクラブ
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(6)
抽選
2.B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23フォーマット
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2022-23シーズン B1リーグ戦における各地区の1位および2位のクラブと、各地区の上位2クラブを除いた18クラブのうち上位2クラブが本大会に参加する
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トーナメント方式にて行い、準々決勝、準決勝および決勝は全て2試合行う。3位決定戦は行わない。
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準々決勝、準決勝および決勝は全て2試合が終了した時点で1勝1敗となった場合、別日に3試合目を行い、順位を決定する。3試合目の試合は通常の競技規則を採用して実施し、3試合目の試合終了時点で同点の場合は、1回5分の延長時限を勝敗が決定するまで行う。
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準々決勝および準決勝の全ての試合は、それぞれ「チャンピオンシップ出場順位」の上位クラブのホームゲームとする。決勝は中立地にて行う。
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2022-23シーズンB1リーグ戦における各地区1位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区1位/三地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区1位/三地区間2位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区1位/三地区間3位クラブ」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を1位、2位、3位とする。また、各地区2位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区2位/三地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区2位/三地区間2位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区2位/三地区間3位クラブ」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を4位、5位、6位とする。
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各地区の上位2クラブを除いた18クラブのうち上位2クラブを上位から順に、「ワイルドカード上位」、下位のクラブを「ワイルドカード下位」といい、「チャンピオンシップ出場順位」を7位、8位とする。
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本大会に優勝したクラブが2022-23シーズンBリーグの年間優勝クラブとなり、準優勝したクラブが年間準優勝クラブとなる。
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レギュラーシーズン:B1リーグ戦
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QF、SFおよびFが1勝1敗の場合は別日で3試合目を行い決着をつける。
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3位決定戦は行わない。
3.B2 PLAYOFFS 2022-23フォーマット
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2022-23シーズン B2リーグ戦における各地区の1位、2位および3位のクラブと、各地区の上位3クラブを除いた8クラブのうち上位2クラブが本大会に参加する
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8クラブによるトーナメント方式で行い、準々決勝、準決勝、3位決定戦および決勝はそれぞれ2試合行う。
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準々決勝、準決勝、3位決定戦および決勝の2試合が終了した時点で1勝1敗となった場合は、別日に3試合目を行い、順位を決定する。3試合目の試合は通常の競技規則を採用して実施し、3試合目の試合終了時点で同点の場合は、1回5分の延長時限を勝敗が決定するまで行う。
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準々決勝、準決勝、3位決定戦および決勝の全ての試合を、「プレーオフ出場順位」の上位クラブのホームゲームとする。
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2022-23シーズン B2リーグ戦における各地区1位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区1位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区1位/二地区間2位クラブ」といい、「プレーオフ出場順位」を1位、2位とする。また、各地区2位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区2位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区2位/二地区間2位クラブ」といい、「プレーオフ出場順位」を3位、4位とする。また、各地区3位のクラブを上位から順に、それぞれ「レギュラーシーズン自地区3位/二地区間1位クラブ」、「レギュラーシーズン自地区3位/二地区間2位クラブ」といい、「プレーオフ出場順位」を5位、6位とする。
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各地区の上位3クラブを除いた8クラブのうち上位2クラブを上位から順に、「ワイルドカード上位」、下位のクラブを「ワイルドカード下位」といい、「プレーオフ出場順位」を7位、8位とする。
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本大会に優勝したクラブが2022-23 B2リーグの年間優勝クラブとなり、準優勝したクラブが年間準優勝クラブとなり、3位となったクラブが年間3位クラブとなる。
4.2022-23シーズン終了後の昇降格の取り扱いについて
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2022-23シーズン終了後は、B2からB1へ2クラブ、B3からB2へ2クラブが自動昇格する。また、B1からB2へ2クラブ、B2からB3へ2クラブが自動降格する。
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上記により、B1残留プレーオフ、B1・B2入替戦およびB2・B3入替戦は実施しない。
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B2PLAYOFFSにおける順位が4位以内クラブのうち、B1クラブライセンス交付判定を受けたB2クラブの上位2クラブが翌シーズンにB1に昇格することができる。
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ただし、B2PLAYOFFSにおける順位が4位以内クラブのうちB1クラブライセンス交付判定を受けたクラブが2クラブに満たない場合は、下記の対応とする。
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①B1クラブライセンス交付判定をうけたB2クラブが1クラブの場合は、B1の年間最終順位の最下位クラブが翌シーズンからB2に降格し、B2PLAYOFFSの順位4位以内のクラブのうちB1クラブライセンス交付クラブが翌シーズンよりB1に昇格とする。
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②B1クラブライセンス交付判定をうけたB2クラブが0クラブの場合はB1、B2クラブ間での昇格、降格を行わない。
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B3PLAYOFFSにおける順位が4位内クラブのうち、B1またはB2ライセンス交付判定をうけたB3クラブ上位2クラブに翌シーズンにB2に昇格することができる。
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ただし、B3PLAYOFFSにおける順位が4位以内クラブのうちB1もしくはB2クラブライセンス交付判定を受けたクラブが2クラブに満たない場合は、下記の対応とする。
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①B1もしくはB2クラブライセンス交付判定をうけたB3クラブが1クラブの場合は、B2の年間最終順位の最下位クラブが翌シーズンからB3に降格し、B3PLAYOFFSの順位4位以内のクラブのうちB1もしくはB2クラブライセンス交付クラブが翌シーズンよりB2に昇格とする。
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②B1もしくはB2クラブライセンス交付判定をうけたB3クラブが0クラブの場合はB2、B3クラブ間での昇格、降格を行わない。
5.アジア特別枠選手制度
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2022-23シーズンより、以下の目的のためアジア特別枠選手制度を導入する
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(1)
競技力向上「スタンダードを世界基準に」:強度の高いバスケットボール環境の提供、アジアの多様な選手との日常的な対戦、また外国籍選手の過度なプレータイムにおける対策
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(2)
ビジネス的背景:アジア市場でのマーケティング、スポンサー獲得、インバウンドPRへのフックおよびアジアでの放映権獲得
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アジア特別枠選手制度の対象国は以下の通り
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(1)
中国
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(2)
チャイニーズ・タイペイ
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(3)
インドネシア
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(4)
フィリピン
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(5)
韓国
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アジア特別枠選手として登録を認められる選手は、外国籍選手として登録することを妨げない。
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アジア特別枠選手または外国籍選手のいずれかにおいて登録した選手が、同一シーズンにおいて他に登録を変更することはできない。ただし、アジア特別枠選手として登録を取り消された場合はこの限りでない。
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複数の国籍を選手が保有する場合は、全ての国籍が対象国に該当する場合に限り、アジア特別枠選手としての登録を認めるが、2022-23シーズンからは、対象国に該当する国籍と、該当しない国籍を双方保有する場合でも、対象国の代表選手(カテゴリーを問わない。ただし、3x3競技については除く)としてFIBAにより登録された実績を有する場合においては、アジア特別枠選手として登録を認める。当該FIBAによる登録区分が帰化選手枠である場合はこの限りでない。
6.外国籍選手、帰化選手およびアジア特別枠選手の登録数とオンザコートルール
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a.
B1およびB2リーグ戦におけるオンザコート数は下図のとおり
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b.
各クラブの外国籍選手の登録数は、3名以内
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c.
各クラブの帰化選手またはアジア特別枠選手の登録数は、外国籍選手と別途いずれか1名以内
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d.
試合にエントリーすることができる外国籍選手は、各クラブ3名以内とし、帰化選手またはアジア特別枠選手は外国籍選手と別途1名以内
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e.
試合中同時にプレーできる外国籍選手数は、試合を通して2名以内とし、帰化選手またはアジア特別枠選手は試合を通して外国籍選手2名と同時にプレーすることができる
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※
帰化選手…満 16 歳となった後に国籍法に基づく帰化によって日本国籍を取得した選手
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※
外国籍扱いしない選手…日本国籍を持たず、日本で出生または出育し、日本の小学校および中学校を卒業して義務教育課程を修了した選手(JBA「基本規程」を適用)
B1 / B2 共通
クォーター |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
延長時限 |
HOME / AWAY |
2名 |
2名 |
2名 |
2名 |
2名 |
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※
帰化選手またはアジア特別枠選手は試合を通して外国籍選手2名と同時にプレーできる
7.ユース育成特別枠制度
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ユース育成特別枠制度の対象選手は以下の通り
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(1)
前シーズン4月1日時点で満18歳の誕生日を迎えていない選手
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(2)
BクラブのU15もしくはU18チームへ有効に登録中であり、当該登録期間が申請時点で累積3カ月以上の選手
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(3)
日本国籍を有すること
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(4)
協会の基本規程第99条にいう外国籍選手ではないこと健康であることを証明されていること
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ユース育成特別選手の登録人数
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(1)
Bクラブは、リーグ登録上限数に加え、シーズン中にユース育成特別枠選手を2名までBリーグ登録することができる。このとき、当該選手がU15またはU18チームとして他連盟に選手登録している場合、所属チームへ登録したまま、Bリーグの公式試合に出場することができる。
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ユース育成特別枠選手のエントリー数
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(1)
ユース育成特別枠選手は、現行の12名に加え、上限2名までエントリーをすることが可能。
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ユース育成特別枠の契約形態
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(1)
アマチュア契約のみ
8.特別指定選手制度
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特別指定選手制度の対象選手は以下の通り
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(1)
前シーズン4月1日時点で満22歳の誕生日を迎えていない選手
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(2)
日本国籍を有すること
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(3)
協会の基本規程第99条にいう外国籍選手ではないこと健康であることを証明されていること
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特別指定選手の登録人数
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(1)
Bクラブは、リーグ登録上限数に加え、シーズン中に特別指定選手を2名までBリーグ登録することができる。このとき、当該選手が全日本大学バスケットボール連盟または全国高等学校体育連盟バスケットボール部に選手登録している場合、所属チームへ登録したまま、Bリーグの公式試合に出場することができる。
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特別指定選手の契約形態
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(1)
全日本大学バスケットボール連盟または全国高等学校体育連盟バスケットボール部に選手登録されている選手はアマチュア契約のみ
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(2)
いずれのチームにも所属していない選手はアマチュア契約またはプロ契約のいずれも可とする