島根vs横浜BC｜開幕戦で新戦力が躍動した島根…ホーム開幕で勝利届けられるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第2節
島根スサノオマジック vs 横浜ビー・コルセアーズ
アウェーで迎えた島根スサノオマジックの開幕節は、第1戦で新潟アルビレックスBBに後半だけで51失点を喫し、よもやの黒星スタートとなった。とはいえ、続く第2戦で30点差をつける大勝を収め、昨シーズン一躍チャンピオンシップセミファイナルまで駆け上がった地力を見せることもできた。
新戦力の津山尚大が第1戦で15得点、第2戦で18得点を挙げたことは好材料。今節のホーム開幕戦は、改めてブースターに今シーズンへの大きな希望を抱かせる戦いぶりを披露したいところだ。
ただ、横浜ビー・コルセアーズも決して油断してはならない相手だ。開幕節は広島ドラゴンフライズと戦い、第1戦は前半の劣勢を後半の54得点で跳ね返す鮮やかな逆転勝利。昨シーズン後半に見られたオフェンスの連係が冴え、チーム全体で27アシストをマークした。
一転してロースコアとなった第2戦はブザービーターで敗れたものの、前半の16点ビハインドから終盤の怒涛の追い上げで残り1分に一度は追いついた。初めての開幕戦となった河村勇輝は第1戦で15得点7アシスト5スティール、第2戦で15得点13アシストという圧巻の数字を残している。
横浜BCとしては、開幕間もないこの時期に昨シーズンの上位チームに土をつけて自信を深めたいところ。迎え撃つ島根は、横浜BCの後半のギアチェンジを警戒する必要があるだろう。横浜BCは前半の、島根は後半のディフェンスがそれぞれキーポイントということになりそうだ。
文＝吉川哲彦
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