横浜BC vs 茨城 | 躍進の可能性を感じさせる横浜BC、キングの成長がカギ
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第4節
横浜ビー・コルセアーズ vs 茨城ロボッツ
横浜ビー・コルセアーズは前々節、島根スサノオマジックに一歩及ばなかったが、前節は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに1勝し、今シーズン躍進の可能性を感じさせた。
名古屋DとのGAME1は第3クォーターで相手に主導権を握られ、粘りは見せたものの7点差で黒星。パトリック・アウダが欠場したGAME2も第2クォーターで12－26と劣勢を強いられたが、後半で48－26と圧倒。最終的に88得点を挙げたオフェンス面もさることながら、ディフェンスも前半の52失点からしっかり立て直してみせた。河村勇輝は2戦続けて12アシストと完全に試合を支配している。
茨城ロボッツも前節は大きな1勝を手に入れた。三遠ネオフェニックスとのGAME1は第1クォーターでリードを奪うも敗れ、GAME2も第2クォーターに36失点を喫して追う展開となった。だが、21点ビハインドで突入した第4クォーターに37得点と爆発。残り2分8秒の時点でも9点差があったが、そこから11－0のランで残り7秒にひっくり返す大逆転劇だった。
ホーム開幕節に多くのブースターの前で可能性を示した横浜BCとしては、今節も白星を重ねて弾みをつけたいところだ。前節のGAME2では、キング開が13得点と躍動。チーム躍進のカギを握る存在として成長は必須のため、今節も河村とともに大暴れしてほしい。
文＝吉川哲彦
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