宇都宮vs仙台 | 浮上のきっかけをつかみたい両者…宇都宮は豊富な選手層を大いに活かせるか
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第17節
宇都宮ブレックス vs 仙台89ERS
東地区5位の宇都宮ブレックスは、前節に続きブレックスアリーナ宇都宮での一戦。2023年最初の水曜ナイトゲームに迎え撃つのは、同7位の仙台89ERSだ。
12月は3勝8敗と負けがかさんだ宇都宮ブレックスは、2023年に入っても1勝2敗と思うように白星を伸ばせていない。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、GAME1こそ比江島慎が最終盤にフリースローを沈めて1点差で勝利したが、続くGAME2は3点差で敗戦。第4クォーターに一時逆転に成功したものの、最初の10分間で6-21と出鼻をくじかれたことが大きな敗因となった。
対する仙台も、6連敗中と苦しい状況が続く。負傷者を抱えながらもチーム一丸で戦う仙台だが、前節の群馬クレインサンダーズ戦ではさらなるアクシデントが発生。GAME1で負傷した加藤寿一と渡部琉がGAME2でエントリー外となり、10名で戦ったGAME2では第4クォーターに田中成也が相手との接触によりコートを去った。
3選手の状態については不透明だが、今節はより厳しい台所事情での試合が予想される。ジャスティン・バーレルや片岡大晴、寒竹隼人のリーダーシップに加え、前節で初のスターターを務めた寺澤大夢の奮起も勝利には必要不可欠となるだろう。
第3節の対戦では、接戦の末に仙台から2勝を奪った宇都宮。今節のホームでは相手よりも勝る選手層を武器に、納得のいく勝利を収めたいところ。タイムシェアを図り、40分間攻守にわたって強度の高いプレーを披露して浮上のきっかけをつかみたい。
文＝小沼克年
関連リンク
- SHARE ON |
