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【イベントレポート】B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME|ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO

2023.01.30

オールスターゲーム

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「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」DAY1のラストを飾ったのが、今回初めての開催となった「B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME」。

ASIA ALL-STARSにはアジア枠別枠選手制度にてB.LEAGUEでプレーしている選手たちが集結、フィリピン・中国・韓国・インドネシアの選手たちで構成された。一方のRISING STARSはU26世代の日本人選手で構成、現在日本代表として活躍をしている選手たちも名を連ねた。

ASIA ALL-STARSは佐々宣夫HC(宇都宮)がチームを牽引し、スターターには #0 サーディ・ラベナ(三遠)、チームキャプテンの #5 ヤンジェミン(宇都宮)、 # 12 王偉嘉(秋田)、 #15 キーファー・ラベナ(滋賀)、 #22 レイ・パークスジュニア(名古屋D)が務めた。また、怪我のため #2 ドワイト・ラモス(北海道)は欠場となった。

RISING STARSは桶谷大HC(琉球)がチームを率い、スターターは #2 齋藤拓実(名古屋D)、 #7 テーブス海(滋賀)、 #8 吉井裕鷹(A東京)、 #19 西田優大(三河)、 #99 川真田紘也(滋賀)で構成された。

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第1クォーター、ASIA ALL-STARSが #15サーディのパスを受けた #22 パークスジュニアが相手ディフェンスの上から3Pシュートを沈め、記念すべきゲームの初スコアを記録。一方のRISING STARSも #2 齋藤のパスを #99 川真田がアリウープで得点し、すぐさま反撃を見せる。しかし、ASIA ALL-STARSのアウトサイドシュートが確率よく決まっていき、点差が広がっていく流れに。#5 ヤンの連続3Pシュートを筆頭に、このクォーターだけでチームで8本の3Pシュートを沈めていく。RISING STARSもキャプテン #4 コー・フリッピンのダンクシュートで応戦するが、相手の流れを抑え切れない。ASIA ALL-STARSが34-22とリードを奪った。

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第2クォーター、序盤は一進一退の攻防を繰り広げる展開に。RISING STARSが #6 岡田泰希(仙台)と #11 増田啓介(川崎)の連続3Pシュートで追い上げるも、追いつくところまでには行かない。さらにオフィシャルタイムアウト明けは一気にASIA ALL-STARSの流れでゲームは展開されていく。 #1 コービー・パラス(A千葉)の3Pシュートを皮切りに、 #0 サーディが1人アリウープダンクなどの豪快なプレー連発で会場を沸かせる。前半終了時には一気に20点まで広がり、69-49とASIA ALL-STARSのリードでハーフタイムを迎えた。

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第3クォーター、大量リードされたRISING STARSが意地を見せて、一気に点差を縮めていく。 #11 増田のパスを受けて、#10 杉本天昇(新潟)がコーナーの位置で3Pシュートを決めると、立て続けに #6 岡田も続いていく。ゲーム中盤には波に乗ってきた #19 西田が3連続の3Pシュートや華麗なダブルクラッチで圧巻のパフォーマンスを見せると、最後は #75 井上宗一郎(渋谷)の豪快なダンクや #14 佐藤卓磨(千葉J)の3Pシュートでビハインドを6点まで縮める。一方、ASIA ALL-STARSは流れを相手につかまれるものの、終盤に #3 ジョーダン・ヘディング(長崎)の3Pシュートで断ち切った。86-80とASIA ALL-STARSリードで最後の10分を迎えた。

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第4クォーター、リバウンドからRISING STARSの #99川真田が豪快なスラムダンクを決めると会場のボルテージはさらに上がる。オフィシャルタイムアウト前まではお互いに得点を入れ合う展開の中、ASIA ALL-STARSリードは変わらない。残り4分を切って、ASIA ALL-STARS #15 キーファーがドライブでバスカンを獲得、その後も #7 ライトの3Pシュートで相手を突き放す。ゲームの最終盤、RISING STARS #6 岡田の3連続3Pシュートが決まって、1ポゼッション差まで追い上げるが、逆転するまでには至らなかった。

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初開催となった夢のゲームは、最終スコア118-114でASIA ALL-STARSが勝利を収めた。 勝利したASIA ALL-STARSの #5 ヤンは「すごく楽しい試合だったし、両チーム合計で137本の3Pシュートが放たれたので、ファンの皆さんにも楽しんでもらえたのかなと感じている」と試合を振り返る。兄弟で夢の舞台での共演となったラベナ兄弟の兄 #15 キーファーは「兄弟での共演は楽しかったし、誇らしい気持ちです。機会を与えてくれたリーグに感謝しています」と答えれば、弟の #0 サーディは「兄と同じ気持ちでもあるし、フィリピンの選手や他のアジアの国の選手たちとプレーできたのは幸せでした」とコメントを残した。

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敗れたRISING STARSでは、8本の3Pシュートを含むゲームハイの26得点をあげた #6 岡田が「素晴らしい選手たちとプレーできたのは嬉しく、最後はチームメイトが思い切りシュートを打てと言ってくれて、そのお陰で得点を重ねられました。いい経験になりました」とコメント。 #19 西田は「最初にダンクを決められて気持ちが落ち着いたのか、そこからシュートが入り始めました。今日はファンの皆さんに、いつもと違う自分を見せられたかなと感じています」と言葉を残す。パフォーマンスでも会場を沸かせた #99 川真田は「若手なので、皆さんに楽しんでもらおうと思って、持ち味のダンスで魅せられたかなと。ダンスとバスケで今日を盛り上げようと決めていました」と話してくれた。

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