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B.MAGAZINE

琉球vs横浜BC|琉球が2年連続のファイナル進出か、一枚岩となった横浜BCが“ホーム”に戻るか

2023.05.18

B1チャンピオンシップ

日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23

琉球ゴールデンキングス vs 横浜ビー・コルセアーズ

 「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」は、西地区から過去最多の4チームがCS出場を果たした。そのうちの3チームがセミファイナル出場の可能性があったものの、初戦を突破したのは琉球ゴールデンキングスのみ。琉球は名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの初戦を91-85で競り勝つと、GAME2では第4クォーターを前に23点差をつけ、最終スコア92-81で連勝を飾った。

 チャレンジャーとして沖縄に乗り込むのは、横浜ビー・コルセアーズだ。チャンピオンシップ初出場ながらも、琉球と同様に川崎ブレイブサンダースとのクォーターファイナルを無傷で突破。GAME2では立ち上がりから34得点を奪う猛攻を見せ、104-84の快勝を収めて勢いをつけた。

 沖縄アリーナで琉球と横浜BCが顔を合わせるのは、2月に行われた「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」のセミファイナル以来。前回対戦では河村勇輝の45得点も実らず、5点差で琉球に軍配が上がった。雪辱を果たして“ホーム”の横浜アリーナ行きを決めたい横浜BCとしては、川崎戦からさらに一枚岩となって戦わなければ、琉球の牙城を崩すことはできないだろう。特に、屈強な体格を誇る相手ビッグマンと対峙するパトリック・アウダ、デビン・オリバーの奮起は必要不可欠だ。

 琉球は、名古屋D戦よりも安定したチームディフェンスで主導権を握りたい。ガード陣への守備では、河村と森井健太だけでなく、思い切りの良い森川正明、キング開の3ポイントシュートにも注意が必要。ホームの利と経験の差を活かし、2シーズン連続のファイナル進出なるか。

文=小沼克年

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