明日開催!「B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL」B.LEAGUE UNITED紹介

2025年6月28日(土)29日(日)、群馬県太田市のオープンハウスアリーナ太田にて、B.LEAGUE選抜チーム「B.LEAGUE UNITED」とオーストラリアのNational Basketball League(以下「NBL」)の選抜チーム「NBL SELECT」が対戦する国際親善試合が行われる。
「2030年までにNBA選手5人輩出」を中期経営計画の目標の一つとして掲げるB.LEAGUEが、選手たちに国際経験を積んでもらうために新たに企画されたものだ。
ここでは、今回の国際親善試合に出場する両チームの選手を2パートに渡って紹介する。
B.LEAGUE UNITED
B.LEAGUE選抜は、巧みなプレーメイクで周りを活かすことに長けたガード、能力がありながらもまだプレータイムが少ない若手ウィング、今回の新全試合をきっかけに海外キャリアを軌道に乗せたい外国籍センターという組み合わせになっている。ポイントガードを務める中村 拓人と池田 祐一のどちらも味方を活かせるタイプのガードなだけに、それぞれの良さを引き出してくれそうだ。
#5 中村 拓人
24歳、184cm/79kg、ポイントガード、広島ドラゴンフライズ所属。来季は群馬クレインサンダーズでプレーすることが決定している。高い守備力と、巧みなハンドリングからの突破力を武器にチームを指揮する若き司令塔。ドライブからの判断力が高く、自身の得点だけでなく周りの得点も演出できる。
#7 池田 祐一
28歳、183cm/75kg、ポイントガード、青森ワッツ所属。2年連続でB2のアシスト王を獲得しているプレーメイカー。パスだけではなく、毎年平均得点も伸びており、スコアラーとしての才能も見せる。プレーオフではさらに数字を伸ばす勝負強さが目立つ。
#10 細川 一耀
27歳、187cm/92kg、シューティングガード、群馬クレインサンダーズ所属。リーグ屈指の3Pシューター。自己最多は1試合8本で、当たり始めると止まらない。粘り強いディフェンスも持ち味。日本代表としても出場経験がある。
#12 今村 佳太
29歳、191cm/92kg、シューティングガード/スモールフォワード、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ所属。ドライブからも3Pシュートからも得点ができる名古屋の日本人エース。さらに守備でも相手のエースを止めるなど、攻守で活躍ができる2ウェイ選手だ。
#14 淺野 ケニー
22歳、198cm/87kg、スモールフォワード、群馬クレインサンダーズ所属。強いフィジカルを利用したプレーが光る若手選手。まだB.LEAGUEでのプレータイムは少ないが、専修大学ではエースとしてチームを牽引していた。3Pまで広がるシュートレンジと、力強いドライブで得点を重ねる。
#15 介川 アンソニー翔
21歳、197cm/93kg、スモールフォワード/パワーフォワード、島根スサノオマジック所属。大学キャリアを2年で終え、昨季からプロに転校したスコアリングフォワード。開志国際高校3年次には、ウインターカップにて大会得点王としてチームを初優勝へと導いた。高い身体能力から繰り出されるダイナミックなプレーが光る。
#20 トロイ・マーフィージュニア
22歳、193cm/93kg、シューティングガード/スモールフォワード、サンロッカーズ渋谷所属。とにかく身体能力がずば抜けており、相手ビッグマンの上から強烈なダンクを叩き込んだり、高い跳躍力から奪うリバウンドでファンを魅了する。昨季は3Pシュートの確率も37.4%まで上昇させており、さらなるレベルアップを見せた。
#24 トビン マーカス海舟
24歳、198cm/93kg、パワーフォワード、東京ユナイテッド(千葉ジェッツからの期限付き移籍)所属。シーズン途中にプレータイムを求めB3リーグの東京ユナイテッドに期限付移籍をすると、すぐに20得点を叩き出すなどそのポテンシャルを見せつけた。千葉ジェッツではムードメーカーとしてチームメイトやファンに愛され、常にチームを盛り上げた。
#30 ジョニビウス・スミス
24歳、206cm/91kg、センター。大学1年目はシートンホール大学、2~3年目はバッファロー大学、そして4年目はテキサス大学サンアントニオ校でプレー。センターとしては若干アンダーサイズながらも、オフェンシブリバウンドに強くプットバックを量産する。リリースは遅いものの、チャンスがあれば外からも狙う。

#34 ウィル・ベイカー
24歳、213cm/111kg、センター。大学時代はテキサス大学、ネバダ大学、そしてルイジアナステイト大学(LSU)と渡り歩き、昨季はNBA Gリーグのアイオワ・ウルヴズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ傘下)でプレー。フットワークを駆使したポストプレーに加え、外からも3Pシュートやクローズアウトドライブも狙える7フッター。

HC 水野 宏太
シーホース三河のアシスタントコーチ。ヘッドコーチとしては過去に群馬クレインサンダーズやレバンガ北海道でチームを率いている。アシスタントとしてはアルバルク東京の連覇に貢献。20代の頃から男子日本代表チームでアシスタントコーチを務めるなど、42歳にして指導者としての実績が豊富。