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Bリーグ選抜チーム「B.LEAGUE UNITED」がNBAサマーリーグ参戦チーム「トロント・ラプターズ」と対戦【選手・HCコメント】

2025.07.11

見どころ・レポート

 

今シーズン初開催となる「B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025 」。

B.LEAGUEの若手を中心とした選抜チーム「B.LEAGUE UNITED」は、NBAでドラフトされたばかりの選手や将来NBA入りが期待される若手選手らが参加する「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」に出場するチームとの練習試合(スクリメージ)のため、7月6日(日)にアメリカのネバダ州ラスベガスに到着した。

 

6月28日(土)と29日(日)に群馬県太田市のオープンハウスアリーナ太田にて行われた、オーストラリアのNational Basketball Leagueの選抜チーム「NBL SELECT」との2試合に参加した選手を中心として、今回は加藤崇都選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)と3 名の外国籍選手を新たに招集し、初日の練習では水野宏太ヘッドコーチからチームのコンセプトを注入。「NBA入りが期待される選手がいるチームとの対戦は貴重で、このアメリカ遠征で得たものをしっかりと持ち帰ってほしい」とチームを鼓舞した。

 

7月9日(水)に行われた練習時間の初戦の対戦相手はトロント・ラプターズ。将来性ある才能豊かな若手選手を中心に起用してきたラプターズに対し、B.LEAGUE UNITEDは#5中村拓人選手(群馬)、#12今村圭太選手(名古屋D)、#20トロイ・マーフィージュニア選手、#25ヴィンセント・エドワーズ選手、#35 ドノバン・スミス選手がスターティング5に名を連ねた。試合は1Q10分×4回のNBA ルールを採用。1Q毎に得点リセットする方式で行われた。

 
 

「強度が最高峰だった」と#12今村選手がコメントしたように1Qからラプターズが強烈なプレッシャーで主導権を握る。

 
 

キャッチ・アンド・ドライブを仕掛け、序盤は常にB.LEAGUE UNITEDをリードする展開となった。一方、B.LEAGUE UNITEDは、#5中村選手のカットインや、#6加藤選手もスピードあるドリブルで相手を翻弄。#10細川選手が3Pシュートを決めるなど、簡単にリズムを渡さなかった。

 
 

続く3Q も、試合後に#5中村選手が「今まで感じたことのないフィジカルだった」と#12今村選手と同様のコメントをしたように、ラプターズの強烈なプレッシャーは続く。#35D・スミス選手が#25エドワーズ選手とのピック・アンド・ロールなどで得点を重ね食らいつくが、リードは広がった。

 
 

しかし4Q は、水野宏太ヘッドコーチの「しっかりと戦うことができた」との言葉通り、開始から約6分間ラプターズに得点を与えなかった。4Qは、Q 毎ではこの試合初めてB.LEAGUE UNITEDがリードして終了。試合中にしっかりと修正し、次につながる形で初戦を終えた。

 
 

試合後、キャプテンの今村選手は「課題しかなかったがすごく楽しかった。B.LEAGUEの選手たちは絶対に参加するべき。こんな強度で試合ができる機会は一生に一度あるかないかだと思う」と、笑顔で会場を後にした。

権利の都合上、スコアおよびスタッツは非公開となります。

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