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9月9日、B.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィング

2025.09.09

その他

 

■B.LEAGUE 47都道府県プロジェクト

 

9月9日(火)のB.LEAGUE理事会の後、メディアブリーフィングが行われました。

 

B.LEAGUEは昨年6月に、2028年までの5年間を対象とした中期経営計画を発表しています。この計画では、総入場者数700万人、事業規模800億円、NBA選手の輩出5人に加え、47都道府県すべてにBクラブを設置する数値目標が示されました。

2016年にB.LEAGUEがスタートしてからクラブの数は順調に増えていますが、山梨、和歌山、鳥取、高知、大分、宮崎の6県には現在もB.LEAGUEのクラブは存在していません。B.LEAGUEが地域密着から地域愛着、地域創生を進めて『感動立国』を実現するために、全47都道府県にクラブがある状況を目指します。

しかし、その後も新規クラブ立ち上げの具体的な動きが出てこない状況を受け、「B.LEAGUE 47都道府県プロジェクト」が立ち上げられました。島田慎二チェアマンは「興味を持つ自治体や協会があれば出向いていく。待ちの姿勢ではなく攻めていきたい」と語ります。

「B.LEAGUEが各都道府県に根を張って、スクール事業やユースで普及と育成に取り組んでいますが、この6県では今後バスケに触れる機会が減少していく未来が見えます。そこでB.LEAGUEのクラブを立ち上げ、スクールやユースの活動をすることで、いわゆるバスケ弱者という子供たちを生みたくない、そういった思いから立ち上げています。高いレベルでプレーする、楽しむ、その両方の観点でバスケのできる状況を作りたいというのが我々の思いです」

「クラブを立ち上げてくださいと言っても、簡単にできることではありません。自治体の協力、各県のバスケットボール協会の協力、地元にいる企業の方々の応援しようという声が上がるだとか、また当然、クラブを責任企業として支えていくオーナーも必要で、本当に多くのステークホルダーを巻き込まないと、クラブが生まれ、育つことはありません」

B.LEAGUEができて、B1からB3まで多くのクラブに新規参入やMAの企業が入ってきました。それに続くところが現れた時に、B.LEAGUEとしてのクラブ支援を強化します。そのためのBMB(B.LEAGUE MANAGEMENT BASE)は、ナレッジシェアの文化を広げ、成長を加速させます。また新たな取り組みとしてクラブ業務のDX化、テンプレート提供などでサポートを行っていきます。

「今もサポートはやっていますが、そもそもB.LEAGUEがそういう社会的大義を持って全都道府県にクラブを作りたいということの認知率が決して高くはないので、今回あらためて伝えることで、もっと勢いを持って話が進めばいいと思っています」と島田チェアマンは語りました。

 
 
 

■新たなライセンスマネージャーが就任

 

また、B.LEAGUEの新たなライセンスマネージャーに古澤彬弘が就任したことが発表されました。古澤マネージャーは2016年にB.LEAGUE入社。2022年から経営戦略グループのマネージャーを務め、クラブライセンスを扱うライセンス事務局で、B.革新の制度設計や審査、各クラブとの折衝や支援業務を担当してきました。

この10月にはB.革新のB.ONE、B.NEXTのクラブライセンス審査があ始まります。古澤マネージャーは「島田チェアマンが大切にしている『クラブの成長なくしてリーグの発展なし』の言葉を忘れることなく、まだ経営が厳しいクラブ、今後新規参入するクラブ、新規のオーナー様といったところと密に連携していきたい」と抱負を語りました。

 

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