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2024.01.14

U18オールスターゲームで30点差を覆す大逆転劇…琉球U18の宜保隼弥が逆転3Pをヒット

  • バスケットボールキング

 1月14日、沖縄アリーナで「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」が開催され、『B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME』で「B.LEAGUE U18 JADE」と「B.LEAGUE U18 HELIOS」が対戦した。

 JADEの先発には、今西優斗(名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18)、阿部真冴橙(仙台89ERS U18)、田中大貴(宇都宮ブレックスU18)、井伊拓海(サンロッカーズ渋谷U18)、宜保隼弥(琉球ゴールデンキングスU18)が名を連ねると、HELIOSは大森康瑛(SR渋谷U18)、阿部竜大(レバンガ北海道U18)、佐取龍之介(琉球U18)、林空翔(千葉ジェッツU18)、倉光晴(秋田ノーザンハピネッツU18)がスターターを務めた。

 開始から約3分間で、2-14とHELIOSが試合の主導権を握る。若き原石たちが多彩なスキルをコート上で披露するなか、HELIOSの服部怜恩(ファイティングイーグルス名古屋U18)が9得点と存在感を発揮し、12-33で第1クォーターを終えた。

第1クォーターは明暗が分かれた両チームだったが、試合の流れは徐々にJADEへ傾いていく [写真]=B.LEAGUE

 続く第2クォーター、JADEの今西が果敢なアタックを見せ、この10分間で11得点を奪取。さらに、宜保も2本の3ポイントを沈めてJADEが点差をわずかに詰めるが、HELIOSは大森や松下湊人(SR渋谷U18)が得点を重ね、35-54で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、今度は中西真那斗(名古屋D U18)が8得点とJADEを引っ張り、ジリジリと点差を詰めていく。57-71とHELIOSのリードで第4クォーターに突入するが、JADEは立て続けに速攻から得点を挙げるなど猛追を続け、試合残り1分43秒には3点差まで詰め寄る。さらに、宜保の得点で1点差とすると、立て続けに宜保が逆転の3ポイントをヒット。HELIOSもファウルゲームを仕掛けるが、最後はJADEが85-81で大逆転勝利を収めた。

勝負所で躍動した宜保 [写真]=B.LEAGUE

 勝利したJADEは、宜保が18得点3スティール、井伊が12得点10リバウンド、中西が12得点8リバウンド、今西が12得点3スティールをマーク。一方のHELIOSは、大森が17得点、服部と佐取が13得点と存在感を示した。

■試合結果
B.LEAGUE U18 JADE 85-81 B.LEAGUE U18 HELIOS
JADE |12|23|22|28|=85
HELIOS|33|21|17|10|=81

【動画】3ポイントシュートの実力者がラスト40秒で魅せる! 宜保の逆転長距離砲!