5月3日、千葉ポートアリーナで「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024－25」クォーターファイナルが開催。ホームのアルティーリ千葉が熊本ヴォルターズを迎え撃った。

　試合は互角の立ち上がりとなり、A千葉は前田怜緒や黒川虎徹らが3ポイントシュートをテンポ良く沈めていく。27－20とA千葉の7点差で第2クォーターにつなげると、前田が“3点プレー”やジャンパーで好調なオフェンスを継続。終盤は熊本に点差を詰められたものの、黒川らの長距離砲で再びリードをつかみ、49－36と13点を先行して試合を折り返した。

　第3クォーターでは再び熊本の追撃にあったA千葉だったが、要所でブランドン・アシュリーや黒川がスコアを決め、63－53の10点リードで最後の10分間へ。第4クォーターでもA千葉は攻防の勢いを緩めず、果敢なインサイドアタックからフリースローにつなげていく。そのまま熊本に逆転のチャンスを与えず、最終スコア90－72でA千葉が勝利を収めた。

　白星を挙げたA千葉は、前田が16得点、デレク・パードンが12得点7リバウンド9アシスト、ブランドン・アシュリーが15得点12リバウンドをマーク。ベンチからはガードの黒川が3本の3ポイントを含む14得点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献した。

　追い込まれた熊本は、ミッチェル・ライトフットが16得点14リバウンド、グレゴリー・エチェニケが7得点10リバウンド、山本翔太が12得点を記録。明日の第2戦では、A千葉の牙城を崩すことはできるだろうか。

■試合結果
アルティーリ千葉 90－72 熊本ヴォルターズ（@千葉ポートアリーナ）
A千葉｜27｜22｜14｜27｜＝90
熊 本｜20｜16｜17｜19｜＝72

【動画】A千葉が堅守速攻から熊本に襲い掛かる！