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2025.05.05

仙台89ERS、3月から指揮を執ったジャレティッチHCが退任「このチームの一員となれて幸せでした」

  • バスケットボールキング

 仙台89ERSは5月5日、イゴア・ジャレティッチヘッドコーチの契約が満了し、退任が決定したことを発表した。

 ジャレティッチHCはモンテネグロ出身で、アルバルク東京、横浜ビー・コルセアーズのアシスタントコーチなどを経て2024-25シーズンに仙台へ。落合嘉郎前HCの契約解除を受けて3月26日の試合からチームの指揮を執り、16試合で4勝12敗の成績を残した。

 ジャレティッチHC、志村雄彦代表取締役社長は公式HPを通じて次のようにコメントした。

「シーズンを通して黄援してくださった仙台89ERSファンのみなさん、そして選手、スタッフに心から感謝しています。我々の目標に辿り着く事はできませんでしたが、苦しい時にもファンのみなさんは変わらず黄援してくださいましたし、選手たちは、少しでもいい形でシーズンを締めくくることができるよう、ハードワークしてくれました。このチームの一員となれて幸せでした。みなさんのこれからのご活躍を心からお祈りしています!」(ジャレティッチHC)

「昨日で2024-25シーズンが終了いたしました。まずはこのような結果に終わってしまったことをクラブを代表して、またチーム責任者として、お詫び申し上げます。ジャレティッチヘッドコーチにおいては、シーズン終盤の非常に厳しい状況にもかかわらず、チームの未来と選手たちの可能性を信じ、ヘッドコーチという重責を引き受けてくださったこと、心から感謝申し上げます。情熱とエネルギーをもって、困難な状況下でも選手ひとりひとりと真摯に向き合いながら、ポジティブかつ献身的な姿勢で、リーダーシップを発揮し、チームを支えてくださったことは間違いありません。コート外での気遣いも素晴らしく、私たちフロントスタッフにも夢を与えてくださいました。仙台のために一日も手を抜くことなく闘ってくださったジャレティッチヘッドコーチには、心から感謝申し上げます。ジャレティッチヘッドコーチの新たなステージでのさらなるご活躍を、心からお祈り申し上げます。ジャレさん、本当にありがとうございました」(志村代表取締役社長)