アルティーリ千葉が“三度目の正直”…準決勝を突破して悲願のB1初昇格／B2プレーオフ

　5月11日に千葉ポートアリーナで「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024－25」セミファイナル第2戦が行われ、東地区1位のアルティーリ千葉が同3位の信州ブレイブウォリアーズと対戦した。

　試合開始から前田怜緒、木田貴明の3ポイントシュートなどでリードを奪ったものの、ペリン・ビュフォードを中心とした相手と点の取り合い。同点で迎えた第1クォーター残り7秒に勝ち越しの3ポイントを許し、22－25と3点ビハインドで終了した。

　第2クォーターは開始3分15秒から黒川虎徹、前田、トレイ・ポーターの連続得点で一歩抜け出すことに成功。その後、1点差まで追い上げられる場面があったものの、リードを許さず41－38で試合を折り返した。

　後半は点差が変わらずに第3クォーターを終えると、第4クォーター開始から6－0のランを見せ、熊谷尚也の3ポイントでリードを2ケタに拡大。中盤以降は最大14点差を詰め寄られたが、逃げきりに成功し、セミファイナル2連勝を果たした。

　2022－23シーズンから2シーズン連続で全体1位としてプレーオフに進出しながら、セミファイナル敗退でB1昇格を逃していたが、“三度目の正直”で悲願を達成した。

　A千葉は黒川が14得点、木田が11得点、熊谷が10得点と、日本人選手が躍動。デレク・パードンが12得点、ブランドン・アシュリーが9得点10リバウンドを挙げた。

■試合結果
アルティーリ千葉 75－66 信州ブレイブウォリアーズ（@千葉ポートアリーナ）
千葉｜22｜19｜15｜19｜＝75
信州｜25｜13｜15｜13｜＝66