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2025.05.13

北海道がロイブルHCの就任発表…初代指揮官「やるべきことがある」Bプレミア視野

  • バスケットボールキング

 5月13日、B1のレバンガ北海道は、トーステン・ロイブル氏が2025-26シーズンのヘッドコーチに就任したことを発表した。

 ロイブル氏はドイツ出身の53歳。レバンガ創設初年度となる2011-12シーズンに初代ヘッドコーチを務め、その後はアンダーカテゴリーの男子日本代表や、3×3日本代表男女チームのヘッドコーチを担い、主に育成年代の選手たちを指導。『FIBA 3x3 U23ワールドカップ2019』では女子日本代表を優勝へ導いた実績もある。

 今回の就任に伴い、ロイブル氏は「コーチとしての多くの年月の中で、コーチングとバスケットボールの活動で30カ国以上を訪れ、私の心に強く残った特別な場所がありました。それは北海道です。素晴らしい人々、美しい札幌の街、そして熱狂的でバスケットボールを愛するレバンガ北海道のファンは、いつも素晴らしい思い出をよみがえらせてくれます。北海道は魅力的で、札幌が再び私のホームタウンになることをうれしく思います」と、チームの魅力を語った。

 北海道は今シーズン21勝39敗で東地区5位。前年から白星の数こそ増やしたが、初のシーズン勝ち越しとはならなかった。ロイブル氏は「私たちの前にはたくさんのやるべきことがあります。私は『ハードワークに勝るものはない』という言葉を信じています。私たちの使命は、次のシーズンに備えるだけでなく、B.LEAGUE PREMIERの大きな機会に備えることです。機会に面した時に準備を始めては遅すぎるからです」と、2026年秋に開幕する新B1・Bプレミアを見据えたコメントも残した。

 北海道の桜井良太ゼネラルマネージャーは「チームがこれまで積み上げてきた規律やハードワークを土台に、ロイブルHCによる選手の特徴を活かした戦術・戦略、そしてチームを作り上げるマネジメント力に大きな期待を寄せています。B.LEAGUE PREMIERに向けて、強くて魅力的なチームを一緒に作り上げていきたいと思っています」と、思いを語った。

▼ロイブル氏のコメント全文
「コーチとしての多くの年月の中で、コーチングとバスケットボールの活動で30か国以上を訪れ、私の心に強く残った特別な場所がありました。それは北海道です。素晴らしい人々、美しい札幌の街、そして熱狂的でバスケットボールを愛するレバンガ北海道のファンは、いつも素晴らしい思い出をよみがえらせてくれます。北海道は魅力的で、札幌が再び私のホームタウンになることをうれしく思います。私たちの前にはたくさんのやるべきことがあります。私は『ハードワークに勝るものはない』という言葉を信じています。私たちの使命は、次のシーズンに備えるだけでなく、B.LEAGUE PREMIERの大きな機会に備えることです。機会に面した時に準備を始めては遅すぎるからです。レバンガ北海道にとって新たに重要となる章にクラブを導くことを任されたことを光栄に思います。このエキサイティングな仕事に私を選んでくれたレバンガ北海道の経営陣に心から感謝します」

【動画】レバンガ北海道の今季最終戦ハイライト映像