B2昇格を決めた横浜EX所属選手が規律違反…謹慎処分でPO決勝も欠場
5月15日、B3の横浜エクセレンスは、ローガン・ロートがクラブ規律違反となる行為を起こし、13日より2週間の謹慎処分としていることを発表した。同選手は16日から始まるB3プレーオフファイナルも欠場することになった。
アメリカ出身で現在28歳のロートは、211センチ113キロのセンター。2022-23シーズンに鹿児島レブナイズへの加入に伴い来日し、昨年6月に横浜EXへ加入していた。今シーズンはB3リーグ戦49試合に出場し、1試合平均9.3得点9.5リバウンド1.6アシストをマーク。B2昇格をかけたプレーオフでもセミファイナルまでの全5試合に先発出場し、合計27得点26リバウンドを挙げ、チームのB2昇格決定に貢献していた。
しかし、クラブの発表によると、B2昇格を決めた翌日の12日にロートが飲食店で店員とトラブルになったとのこと。すでに相手方には謝罪し解決について合意しているというが、この事案についてはB3リーグも調査中。今後リーグ規約に基づく制裁対象となる可能性がある。
クラブ内で桜井直哉社長と石田剛規ゼネラルマネージャーの減給処分を決めている横浜EXは、今回の発表に際して次のようにコメントした。
「本件につきまして、まずは、相手方である飲食店及び店員の方に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。また、事実関係の確認に時間を要しご報告が遅れましたこと、そして、ブースターの皆様ならびにパートナーの皆様その他ステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後は再発防止に向け、選手・スタッフ一同、より一層のコンプライアンス意識の徹底と信頼回復に努めてまいります。引き続き、横浜エクセレンスへのご支援・ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
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