チケット購入
2025.05.19

川崎・飯田遼、ひとり親家庭150名をホームゲームに招待 “飯田遼シート”実施を報告

  • 月刊バスケットボール

ひとり親家庭に笑顔を──飯田遼の想いが形に


5月13日、川崎ブレイブサンダースの飯田遼は、市民文化局市民スポーツ室およびこども未来局児童家庭支援・虐待対策室を訪問。自身が2024-25シーズンのホームゲームで実施した、市内のひとり親家庭を対象とした無料招待プログラム「飯田遼シート Supported by ミツトヨ」を報告し、感謝を伝えた。施策は川崎市公式WEBサイトに募集ページを掲載、こども未来局児童家庭支援・虐待対策室が展開するメールマガジン、公式LINEなどで招待告知を実施していた。

本企画は、飯田がかねてより抱いていた「親子でバスケットボール観戦を楽しむ時間を届けたい」という想いを起点に、株式会社ミツトヨと川崎市の協力を得て実現。シーズン中に指定された6試合において、合計45件・150名がとどろきアリーナで観戦を楽しんだ。

【招待実績】
対象試合:2024-25シーズン 川崎ブレイブサンダース ホームゲーム(クラブ指定の6試合)
招待件数:45件
招待人数:150名
会場:川崎市とどろきアリーナ

飯田は、「会場に足を運んでくださったご家族の感想や動画を通じて、皆さまの生活に少しでも寄り添えているのかもしれないと感じられた」と語り、活動の意義を再確認。「この活動を通して、自分自身が気づかされることも多い。少しでも長く続けていけたら」と、継続への想いも明かした。

観戦後、親子の心の距離が少し縮まったという感動的なエピソードも寄せられており、単なるスポーツ観戦にとどまらない“つながり”が生まれたことを物語っている。

飯田は「たくさんのご応募をお待ちしています」と呼びかけ、地域との絆を深めるこの取り組みを今後も前向きに続けていく意向。プロ選手としてのプレーにとどまらず、地域貢献の新たな形を提示するこの活動は、今後も注目を集めそうだ。


■飯田遼選手コメント全文
まず僕の気持ちを形にするにあたってご尽力いただきました、株式会社ミツトヨの皆さま、川崎市担当部署の皆さまに感謝しています。

ご応募いただき、実際に会場に観戦しにきていただいたご家族の感想を、メッセージや動画で拝見させていただきました。
とても雰囲気よく子どもたちと楽しんでいただいたご家族や、思春期のお子さんとお母さんのうるっとくる観戦後のお子さんとのエピソードなど、皆さまの生活に少しでも寄り添えているのかもしれないと感じることができました。

僕自身、川崎ブレイブサンダースの一員として試合を観に来ていただいてる方々に、何か特別なものを感じてもらいたいなと思い、プレーしています。こういった活動を通して改めて、僕が気付かされることがありますし、少しでも続けていければと思っています。ご応募いただいた皆さん、ありがとうございました。そして引き続きたくさんのご応募お待ちしてます。