“救世主”アレン・ダーラムが佐賀を退団…今季11.8得点、自由交渉選手リスト入り

　B1西地区所属の佐賀バルーナーズは5月26日、アレン・ダーラムが2024－25シーズン限りで契約満了となり、退団することを発表。同選手を同日付けで自由交渉選手リストに登録した。

　現在36歳のダーラムは、198センチ115キロのパワーフォワード兼センター。2011年にキャリアを始め、ヨーロッパを中心にフィリピンやDリーグ（現Gリーグ）、ウルグアイのチームにも在籍した。滋賀レイクスターズ（現滋賀レイクス）に加入した2019－20シーズンにBリーグへ参戦。新潟アルビレックスBB、琉球ゴールデンキングスなどを経て、今年1月から佐賀へ加入した。

　1月11日の茨城ロボッツ戦を皮切りに、今シーズンはリーグ戦32試合に出場。うち30試合に先発出場し、1試合平均27分43秒のプレータイムで11.8得点6.5リバウンド4.3アシストをマーク。ジョシュ・ハレルソンやチェイス・フィーラーなどインサイド陣を怪我で欠いた佐賀を支えた。

　退団発表に際し、クラブは以下のようにダーラムに感謝の言葉を送った。

「シーズン中、怪我人が相次ぐ苦しい状況の中、チームの窮地を救うべく加入してくれたダーラム選手。途中加入という難しい立場でありながらも、佐賀バルーナーズの一員としてフィットするため、全力を尽くしてくれました。どの試合でも、リングに果敢にアタックするその姿勢は、チームメイトやスタッフ、そして多くのブースターの心を打ちました。その献身的なプレーと熱い気持ちに、クラブとして最大限のリスペクトと心からの感謝をお伝えします」

“救世主”アレン・ダーラムが佐賀を退団…今季11.8得点、自由交渉選手リスト入り

【動画】琉球・佐賀でのダーラムのハイライト集