2025.05.28
琉球の伊藤達哉…初めてたどり着いたファイナルの舞台「キングスブースターの皆さんの声援があったからこそ」
5月27日、Bリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」GAME3が横浜アリーナで行われ、琉球ゴールデンキングス(西地区1位)は宇都宮ブレックス(東地区1位)に敗れた。今シーズンから琉球に加入した伊藤達哉は、試合後のインタビューに答えた。
30歳になった伊藤は、2017-18シーズンに京都ハンナリーズでプロキャリアをスタートさせ、大阪エヴェッサ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズを渡り歩き、今シーズン琉球に入団したポイントガード。今シーズン初めてファイナルの舞台に立った。「勝機はありましたけどブレックスさんの底力にやられた」と率直な気持ちを言葉にしながらも、「誰もがキングスがここまで来れると思ってなかったと思いますし、その中でも全員がステップアップしてこの舞台に立てたのは自信につながったと思います」と、ファイナルまでたどり着き、あと一歩のところまで来られたことを評価した。
琉球は開幕を11人のメンバーでスタートし、岸本隆一の離脱もあったにもかかわらず、ファイナルまで進出したことについて、伊藤は『若手の成長』をポイントにあげた。「コーチ陣含め、環境づくりをして、選手全員がステップアップできる環境を整えてくれている」と琉球のチームカルチャーが要因だと語った。
キャリアで初めてたどり着いたファイナルの舞台については「本当にあっという間に過ぎてしまった3試合だった。この悔しさを次に繋げたいという思いと、ここまで戦ってこれたのはキングスブースターの皆さんの声援があったからこそだと思っています」と改めて感謝の言葉を伝えた。「今シーズンは色んなストーリーがあった中で、このチームがこの舞台に立てたことが、一番嬉しかったです」と振り返った。
【動画】Bリーグファイナル2025 GAME3 ハイライト
記事提供:バスケットボールキング