チケット購入
2025.05.30

千葉Jが3選手との契約継続…期待の“超新星”瀬川、負傷した二上と菅野の残留決定

  • バスケットボールキング

 B1の千葉ジェッツは5月30日、二上耀、菅野ブルース、瀬川琉久と2025-26シーズンの選手契約継続に合意したことを発表した。瀬川と菅野は特別指定選手(プロ契約)としての継続となる。

 来シーズンで千葉J在籍5年目を迎える現在26歳の二上は、190センチ87キロのシューティングガード。北陸高校、筑波大学を経て千葉Jに入団するも、プロキャリアは度重なる負傷に悩まされてきた。昨シーズン開幕直後の2023年11月に左膝前十字靱帯損傷および左膝外側半月板損傷のために長期離脱。今シーズンはインジュアリーリストに登録されて開幕を迎え、3月22日、23日の滋賀レイクス戦には出場したものの、その後練習中の負傷により再び離脱。今シーズンの出場は2試合に留まった。

 今月22歳の誕生日を迎えた菅野は、200センチ93キロのシューティングガード。名門の仙台大学附属明成高校を卒業後、アメリカ・アイオワ州のエルスワース・コミュニティカレッジを経て、全米大学体育協会1部(NCAAディビジョン1)のステットソン大学へ進学。2024-25シーズン前に千葉Jに特別指定選手(プロ契約)として加入した。今シーズンはリーグ戦5試合に出場するも、1月に負傷した右膝蓋骨亜脱臼の状態を改善させるため3月に手術を実施。長期で戦線を離れていた。出場した5試合では平均12分15秒のプレータイムで1.6得点1.8リバウンド0.6アシストを記録している。

 現在18歳の瀬川は、184センチ76キロのポイントガード。中学ではゴッドドア(兵庫県)、高校では東山高校をそれぞれ全国優勝に導き、A代表のディベロップメントキャンプに参加した実績も持つ。高校在学中の今年1月から特別指定選手(プロ契約)として千葉Jに入団すると、大黒柱の富樫勇樹を怪我で欠く千葉Jの司令塔を担った。リーグ戦では22試合に出場し、うち8試合でスターター起用。平均19分11秒のプレータイムで7.3得点2.2リバウンド1.9アシストをマークした。

 なお、千葉Jは昨日発表された富樫、西村文男、荒尾岳に続き、今回で12人目の残留決定となった。

 今回の発表に際し、各選手のコメントは以下の通り。

▼二上耀
今シーズン本当にありがとうございました!2025-26シーズンも千葉ジェッツの一員としてプレーできることをとても嬉しく思います。これからも感謝の気持ちを忘れず、しっかり準備し、全力でプレーしていきます!来シーズンも応炎よろしくお願いします!

▼菅野ブルース
皆さん、いつも応炎本当にありがとうございます。今シーズン、チームは優勝を逃してしまいました。自分自身も、これからという時に怪我をしてしまい、とても悔しいシーズンとなりました。来シーズンは、活躍して優勝に貢献します!このチームでプレーできることに感謝です。これからも応炎よろしくお願いします!Go jets!!!

▼瀬川琉久
いつも千葉ジェッツへのご支援、ご声炎をありがとうございます。今シーズンは途中からの加入で、始めは戸惑うことや不安なこともありましたが、皆さんの前でプレーする事を楽しみに日々練習に取り組むことができました!本当に感謝しています!来シーズンも皆さんの前でプレーできることを嬉しく思います!引き続き熱い応炎をよろしくお願いします!

【動画】30分出場16得点!“スーパールーキー”瀬川のプレーダイジェスト映像