2025.06.02
Bリーガー6選手が2年ぶり開催の「輪島市民まつり」に参加と発表
社会的責任活動「B.Hope」が、被災地に再び希望を届ける
6月7日に石川県輪島市で開催される「輪島市民まつり」にB.Hopeが「With 能登」復興イベントを開催すると6月2日に発表された。選手たちは地域の子どもたちと触れ合いながら、バスケットボールを通して笑顔と元気を届ける予定だ。
今回の活動では、ゴールとボールの寄贈をはじめ、輪島市内の小・中学生を対象とした交流会やバスケットボールクリニックを実施。会場はマリンタウンと輪島市立輪島中学校の2か所で、輪島中学校には奥能登地域の中学生やミニバスチームの小学生も集い、約100名が参加予定となっている。
参加選手には、福島ファイヤーボンズの田渡凌(選手会会長)、秋田ノーザンハピネッツの元田大陽(石川県出身)、仙台89ERSの半澤凌太、群馬クレインサンダーズの野本健吾、アルバルク東京からは石川県野々市出身の大倉颯太と平岩玄の6名が名を連ねる予定。
B.Hopeはこれまでも能登地域への継続的な支援を実施してきた。2024年には「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」に奥能登の中学生30名を招待し、選手・コーチによるクリニックや横浜アリーナでの紅白戦「With 能登 SPECIAL GAME」を開催。また、日本バスケットボール選手会との連携により、炊き出しや懇談会、避難所での片付け支援など、被災地と真正面から向き合った取り組みを続けている。
「能登の方々に、バスケットボールを通して元気になってもらいたい」という選手たちの想いは、活動の原動力となっている。田渡選手をはじめ、被災地支援に継続的に参加している選手たちの行動は、スポーツの持つ力を改めて感じさせるものだ。
被災の爪痕が今なお残る能登に、B.LEAGUEはバスケットボールとともに希望を届け続ける。
記事提供:月刊バスケットボール