渡邊雄太が『バスケ魂』に生出演…“盟友”比江島慎へ「代表引退なんて何を言っているの(笑)」
千葉ジェッツの渡邊雄太は5月27日(火)、自身が番組アンバサダーを務めるBS10(全国無料放送)『Bリーグ全力応援!バスケ魂 presented by バスケットLIVE』に生出演し、宇都宮ブレックスの優勝で幕を閉じた「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」や、自身のBリーグ1年目などについて語った。
宇都宮と琉球ゴールデンキングスが激突したファイナルは1勝1敗で第3戦に突入すると、比江島慎が後半だけで17得点を上げる大活躍を見せ、宇都宮が逆転勝利を収めた。比江島と親交が深い渡邊は「テレビの前でマコー!って叫んでいました」と盟友の活躍を見守っていたといい、「試合序盤はあんまりシュートタッチ良くなさそうでしたけど、試合の中で修正して最後は勝利に結びつけるショットを決めていくというのは、僕が知っている比江島慎。さすがでした」と、その活躍ぶりを称えた。
また、日本代表で共に戦ってきた比江島が今シーズンから対戦相手となったことで、「あらためて彼の凄さというか、対戦相手としての嫌らしさを感じました」ともコメント。「毎年進化していっているので、代表引退なんて何を言っているのって感じです(笑)。まさに今が全盛期なんじゃないかと思います」と笑いも誘った。
一方で、自身のBリーグ1年目については、「正直に言うと本当に大変な一年間でした。チームにもすごく迷惑をかけてしまいましたし、怪我で半分くらい試合に出られていなかったので。色々と思うところがある1年でした」と悔しさを滲ませた。『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON』B1リーグ戦では、60試合中35試合の出場にとどまり、1試合平均13.3得点5.5リバウンド1.5アシストの成績。シーズン序盤に左足関節捻挫、終盤には左腓腹筋筋損傷で負傷離脱し、なんとか復帰した『りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25』セミファイナルでも万全のコンディションとはいかず、「個人的には悔しい、悔いが残る試合でした」と振り返った。

新たな環境でポジティブな発見もあったという
ただ、バスケットボールの“本場”NBAからBリーグに参戦したことで、いい意味で日本バスケ界に驚かされたこともあったようだ。コート上でのオフボールプレーの激しさについて言及し、「日本代表は今まで国際大会に出てもそういう部分でうまくいかなかったので。普段からそういうのに慣れているということは大事。そういうところはBリーグのいいところだと感じましたね」と、Bリーグのスタイルが日本代表の強化にもつながっていると話した。
また、ファンの熱狂ぶりも想像以上だったようで、「アメリカにいたときと本当に遜色ないくらいの熱量で、圧倒されるくらいすごかった。日本のバスケはここまで盛り上がっているんだなと、うれしくなりましたね」と笑みを浮かべつつ、「せっかくここまで盛り上がってきているので、現状維持で満足したくない。もっともっと盛り上げたい」と、日本バスケ界のさらなる発展に貢献していく構えだ。
Bリーグ参戦2年目となる2025-26シーズンに向けては、「ボールを持ってからのスキルはもうちょっと磨きたいですし、怪我しない体を作らないといけないなと思います」とコメント。「日本に帰ってきた理由が『楽しんでバスケットをしたい』というところではあったんですけど、シーズン全体を通したら楽しめてはいなかったのかなと思います。もう一回体をつくって、ちゃんと全試合出られる選手にまずはならないといけない。そこがスタートラインだと思います」と引き締めた。
6月3日(火)22時からBS10で放送される『バスケ魂』では、渡邊の“シーズン総括トーク”をたっぷりと放送。比江島やチームメートの富樫勇樹との関係、経験しているからこそ分かるNBAとのギャップや、Bリーグならではの魅力などが本音で語られる。
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今夜も渡邊雄太の“シーズン総括トーク”を放送