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2025.06.03

B1レバンガ北海道が富永啓生獲得を発表…「3ポイントシュートを武器に全“緑”で頑張ります」

  • バスケットボールキング

 B1のレバンガ北海道は、6月3日、NBA下部のGリーグでプレーしていた富永啓生(インディアナ・マッドアンツ)と、2025-26シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

 愛知県出身で現在24歳の富永は、188センチ81キロのシューティングガード。桜丘高校を卒業後に渡米すると、レンジャー・カレッジを経て、NCAAディビジョン1のネブラスカ大学に進学。同大ではエースシューターとして活躍し、同大をNCAAトーナメント進出に導いた。

 3ポイントシュートを武器に日本代表としても活躍し、FIBAワールドカップ2023、パリ2024オリンピックにも出場。プロ1年目の今シーズンはインディアナ・ペイサーズ下部のマッドアンツに入団したものの、なかなかプレータイムが得られず、25試合出場、1試合平均3.4得点の成績だった。

 プロ2年目でBリーグデビューすることになった富永は、クラブを通じて以下のようにコメントした。

「北海道の皆さん、はじめまして。

 この度、“レバンガ北海道”に入団させていただくことになりました富永啓生と申します。これからお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

 今回の入団に際し、熱烈なオファーをいただきました折茂社長、横田CEO、清永シニアディレクター、桜井GMに感謝申し上げます。ありがとうございました。

 これまで僕をバスケットボール選手として育ててくださった桜丘高校時代の恩師である江崎悟監督、U16・U18・東京五輪3x3日本代表選出時のトーステン・ロイブルヘッドコーチ、ネブラスカ大学時代の恩師であるフレッド・ホイバーグヘッドコーチ、及びその他関わってくださったコーチの方々とチームメイトに感謝します。ありがとうございます。

 いつも僕を応援してくださっているファンの皆さん、そして一番近くで温かく見守ってくれている両親と家族、サポートいただいております関係者の皆さんに感謝します。ありがとうございます!

 チームのホームアリーナである“北海きたえーる”はパリ五輪前の日本代表国際強化試合(日本生命カップ2024北海道大会)の時にプレーさせていただきましたが、北海道のバスケットボールファンの皆さんの熱く大きな声援がとても凄かったことを今でもはっきりと覚えております。

 再びこのアリーナでプレーさせていただけることが、今からとても楽しみです!

 そしてファンの皆さんとロイブルヘッドコーチ、チームメイトと一緒に、目先の目標であるクラブ初のチャンピオンシップ出場を果たし、そしてその先にある“Bリーグ初制覇”に貢献できるよう、3ポイントシュートを武器に全“緑”で頑張ります。

 チームへの熱い全“緑”応援をよろしくお願いします!」

 新天地となる北海道は、今シーズン21勝39敗でB1東地区5位の成績。Bリーグ開幕初年度からB1に在籍しているものの、これまで勝ち越したシーズンがなく、来シーズンはさらなる飛躍が期待されるチーム。2026年秋に開幕する「Bプレミア」参戦も決まっているなか、話題性抜群の“ニュースター”獲得となった。

【動画】富永啓生のプロ1年目プレーハイライト