スラダン奨学生の伊久江ロイ英輝がBリーグへ…川崎ブレイブサンダースと契約締結
川崎ブレイブサンダースは6月5日、伊久江ロイ英輝と2025-26シーズンの選手契約を締結したことを発表した。
8月に21歳の誕生日を迎える伊久江は、201センチ102キロの体格を誇るスモールフォワード兼パワーフォワード。U18日本代表に選出された経験を持ち、Tokyo Samuraiの一員として出場した「B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2023 代替大会」でMIPを受賞した。その後は2023年9月に「第16回スラムダンク奨学生」としてアメリカへ渡り、2024年8月にハワイ大学マノア校へ進学した。
クラブは伊久江について「ウイングスパン207㎝と恵まれた身体と高い運動能力を持っており、日本人選手のサイズとフィジカルアップの両方を兼ね備えた選手です。インサイドだけでなく、エースストッパーとしてディフェンスを期待しています。また状況判断に優れており、自身での得点はもちろんチームオフェンスを活性化させて、相手に脅威を与えられる選手です」と評価した。
プロキャリアを始める伊久江は「親愛なるサンダースファミリーの皆さま、初めまして。この度、川崎ブレイブサンダースにルーキーとして加入させていただくことになりました伊久江 ロイ英輝です。ハワイ大学から、この歴史ある素晴らしいチームでプレーする機会を与えて下さったブレイブサンダース関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。自分の持ち味である、身長を生かしたパワーあるオールラウンドプレイヤーとしてチームにとって新しい風となり、勝利に貢献できるよう精一杯努力します。応援をどうぞ宜しくお願いいたします」とコメントした。
なお、川崎は5日時点で篠山竜青、米須玲音、山内ジャヘル琉人、飯田遼、長谷川技、ロスコ・アレン、ネノ・ギンズブルグヘッドコーチとの契約継続、野本建吾、津山尚大の加入を発表している。