島田チェアマン「Bリーグ全体の誇り」BCLアジア決勝進出の宇都宮ブレックスにエール
6月12日、バスケットボールのアジアNo.1クラブチームを決めるFIBA主催の大会「バスケットボールチャンピオンズリーグアジア2025(BCLアジア)」の準決勝が行われ、Bリーグ王者の“日本代表”として参戦している宇都宮ブレックスが勝利。一夜明けた13日、Bリーグの島田慎二チェアマンが決勝進出を祝福するコメントを寄せた。
「宇都宮ブレックスの皆さん、いよいよバスケットボール チャンピオンズリーグ アジア2025決勝の舞台に立つ時が来ました。これまでの戦いで見せてくれた皆さんの情熱とチームワークは、Bリーグ全体の誇りです。特に、準々決勝のダブルオーバータイムを勝ちきった粘り強さは、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズンを制した宇都宮ブレックスの強さを象徴していたと思います。また、19本の3ポイントシュートを決めて勝利した準決勝は、日本のバスケットボールが世界の舞台でも通用することを証明してくれました」
「今夜の試合では、日本のバスケットボール界を長らく支えてきたベテラン勢と、これからの未来を背負っていく若手が見事に融合したこのチームで、アジアの頂点に立ってくれると信じています。これまでの努力と成果を信じ、全力で戦ってください。応援しています、頑張ってください!」
国内の他クラブがオフシーズンに突入する中、Bリーグを制した宇都宮はBCLアジアの開催地であるアラブ首長国連邦(UAE)ドバイへ。グループフェーズ初戦でメラルコ・ボルツ(フィリピン)に敗れたものの、続く2戦目でシャバブ・アル・アハリ(UAE)を下し決勝トーナメントに進出。中1日で臨んだ準々決勝のタビアット(イラン)戦はダブルオーバータイムにまでもつれる激戦を制し、12日の準決勝もブロンコス(モンゴル)に93-71で快勝した。
BCLアジアは昨年から始まったFIBA主催の大会で、優勝チームには今年9月にシンガポールで開催予定の「FIBAインターコンチネンタルカップ」への出場権が与えられる。“世界進出”がかかる注目のBCLアジア決勝は、日本時間14日1時(現地時間13日20時)から。宇都宮は前回王者のアル・リヤディ・ベイルート・クラブ(レバノン)と対戦する。