茨城ロボッツが27歳元NBA選手を獲得…GM「歓喜と興奮を届けてくれると確信」
茨城ロボッツは6月17日、2025-26シーズンにおいてタイラー・クックとの選手契約が合意に至ったことを発表した。
現在27歳のクックは、206センチ113キロのパワーフォワード兼センター。アイオワ大学出身で、2019-20シーズンにクリーブランド・キャバリアーズでNBAデビューを飾った。デンバー・ナゲッツ、ブルックリン・ネッツ、デトロイト・ピストンズ、シカゴ・ブルズでもプレーすると、2021-22シーズンまでの3シーズンでNBA通算65試合に出場し、1試合平均3.8得点2.5リバウンドを記録。その後はGリーグをはじめ、オーストラリア、スペインのチームを渡り歩き、トルコでの2024-25シーズンは同15.0得点6.8リバウンド1.5アシストを挙げた。
クック、落慶久ゼネラルマネージャーは公式HPで次のようにコメントした。
「日本でキャリアの新たな一歩を踏み出すこと、そしてそれに伴う挑戦と日々努力することを楽しみにしています。茨城のチームメイトと一緒にコートに立ち、ファンの皆さんが誇りに思えるシーズンに出来るよう、一丸となって取り組んで行きます」(クック)
「NBA、Gリーグ、ヨーロッパで実績と経験のあるインサイドプレーヤーであるタイラー・クック選手と契約合意いたしました。オープンコート、ハーフコートを問わないアスレティックなプレーは観る人を惹きつけ、歓喜と興奮を届けてくれると確信しています。また、ハーフコートオフェンスでは、インサイドでオフェンスの起点となり、個で打開する能力も持ち合わせ、スコア、アシスト両面でチームの軸となってくれると考えています。プロキャリアスタートから様々なリーグ、チームでプレーしており、早々にチームにアジャストし、オンコート・オフコート問わず、全ての局面でチームの勝利とステップアップに貢献してくれると期待しています。タイラー選手の加入により、今シーズン同様『ロブシティ』は継続し、アリーナを歓喜の渦に巻き込んでくれると思います」
なお、茨城は17日時点で長谷川暢、駒沢颯、久岡幸太郎、陳岡流羽、平尾充庸、鶴巻啓太、中村功平、ロバート・フランクス、エリック・ジェイコブセンとの契約継続、小島元基との契約合意を発表している。