「やっぱ寂しいな」「頑張り屋だった」引退表明の村岸航に宇都宮ブレックス同僚が惜別メッセージ
3年ぶり3度目のBリーグ王者となった宇都宮ブレックスは6月18日、村岸航が2024-25シーズン限りで現役引退するこを発表。ともに長丁場のシーズンを駆け抜けたチームメートたちが、惜別と労いの言葉をSNSで綴っている。
27歳の若さでキャリアに終止符を打つ決断を下した村岸は、浦和高校から筑波大学へと進学し、B3でキャリアを始めると、練習生期間を経て2023-24シーズンに宇都宮と選手契約を締結。B1リーグ2年目だった今シーズンは、リーグ戦60試合中24試合、1試合平均3分26秒のプレータイムと出番は限られていたが、Bリーグのシーズン終了後に参戦した『バスケットボールチャンピオンズリーグアジア2025(BCLアジア)』にも出場し、チームのアジア制覇に貢献した。
今回の引退発表を受けて、宇都宮の選手たちも続々とSNSで反応している。
渡邉裕規はInstagramに「せっかく仲良くなったのに お疲れさまでした」と、泣き顔の絵文字を添えて村岸のオフショットを投稿。アイザック・フォトゥもInstagramに英文で「優しい心の持ち主で、とても頑張り屋だった。キシがいなくなるのは寂しいよ」と、惜別のメッセージを綴った。
また、20歳の“後輩”石川裕大はInstagramに「we gonna miss u 兄貴」というメッセージに加え、2ショット写真も投稿。40歳の“大ベテラン”竹内公輔はXで「お疲れ様でした!最後に一緒に優勝できてよかった!けどやっぱ寂しいな」と思いを吐露した。
村岸本人は、ファンやチームメート、家族など関係者への感謝を示しつつ、「ブレックスで得た経験を糧にこれからの人生も全力で歩んでいきます。選手としてはブレックスを離れますが、これからは一ブレックスファンとして皆さんと一緒に、これまでのブレックス史に勝る良い景色を見ていきたいと思っております」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。第一線から退き、セカンドキャリアをスタートさせる。