群馬がケリー・ブラックシアー・ジュニア獲得…B1優勝目指し「“勝者のメンタリティ”をもたらしてくれる」
B1の群馬クレインサンダーズは6月19日、契約満了により広島ドラゴンフライズを退団するケリー・ブラックシアー・ジュニアとの2025-26シーズンの新規選手契約に合意したことを発表した。
アメリカ出身で現在28歳のブラックシアー・ジュニアは、208センチ116キロのパワーフォワード兼センター。2022-23シーズンに来日すると、昨シーズンにはクラブ史上初となるBリーグ制覇に大きく貢献し、「ベスト6thマン」を受賞した。
在籍3年目の今シーズンは、リーグ戦55試合に出場し、1試合平均15.0得点7.9リバウンド3.1アシストをマーク。主力選手の一人として東アジアスーパーリーグ(EASL)の初優勝も経験している。
大きな戦力を得た群馬は「昨シーズンから『ディフェンス・リバウンド・3P』をチームの基軸に据え」、その中で「ブラックシアー選手は、まさに理想的な存在です」とコメント。同選手を「非常に高いバスケットボールIQを持ち、ディフェンスとリバウンドで大きな力となる」「ビッグマンでありながらハンドラーとしても機能する多彩さを兼ね備えています」と紹介し、「インサイドだけでなくアウトサイドからも得点が取れ、積極的で爆発力のある攻撃力を発揮してくれる」と多大な期待を寄せている。「優勝を経験した彼の存在は、我々に“勝者のメンタリティ”をもたらしてくれると信じています。ブラックシアー選手が持つその強い意志と情熱は、チームに新たな風を吹き込み、勝利に向かって突き進む我々の大きな原動力となるはずです」と力を込めた。
また、ブラックシアー・ジュニアは新天地となる群馬のファンに向けて「このクラブに加入できること、そして皆さんと一緒に戦えることに、心の底からワクワクしています!!群馬クレインサンダーズは、勝利を追い求める文化と、クラブを愛する人々の情熱に満ちた、特別なチームです。昨シーズン、皆さんが築いた歴史に、今シーズンは私も力を添えたいと思っています。自分の持ち味である多彩さを武器に、このチームをさらに前へ進められるよう全力で取り組みます」とコメントしている。