B1の秋田ノーザンハピネッツは6月19日、ニュージーランド代表経験を持つヤニー・ウェッツェルとの2025－26シーズンの選手契約に合意したことを発表した。

　ニュージーランド出身で28歳のウェッツェルは208センチ109キロのパワーフォワード兼センター。サンディエゴ州立大学を卒業後、オーストラリアのNBLでプロデビューを果たすと、ニュージーランド、スペインなどを渡り歩く。今シーズンはドイツトップリーグのチームで在籍3年目を迎え、11.2得点4.4リバウンド1.6アシストをマークした。

「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」、「FIBA 男子オリンピック2024最終予選」出場などニュージーランド代表としても活動している。

　この発表を受け、秋田は「オーストラリアのNBLでキャリアをスタートさせ、直近3シーズンはBBL（ドイツのトップリーグ）だけでなく、ヨーロッパ最高峰のユーロリーグでプレーしてきた実績豊富なビッグマン」、「NBL時代のNZL Breakersでは平均17.7得点、8.3リバウンドを記録」と新戦力を紹介。「彼の優れたバスケットボールIQ、ポストアップもこなすゴール下でのインサイドの要としての存在感、そして速い展開やスペースを活かしたオフェンスでの得点力は、秋田が目指すインテンシティの高いチームバスケットに確実にフィットすると確信しています」と期待のコメントを寄せた。

　またウェッツェルは「秋田のメンバーの一員になることにとてもワクワクしています。クラブのこと、人々のこと、そして文化について、たくさんの素晴らしい話を聞いています。ファンの皆さんに楽しんでいただけるような素晴らしいバスケットボールを届けられるよう、チームと一緒に全力で取り組み、良いシーズンにしたいと思います」とコメントしている。

【動画】ヤニー・ウェッツェル ハイライト