ジャレット・カルバーがBリーグ参戦…八村塁と同期の“元ドラ6”、仙台89ERSに加入
仙台89ERSは6月20日、ジャレット・カルバーと2025-26シーズンの契約が合意に至ったことを発表した。
現在26歳のカルバーは、198センチ88キロのシューティングガード兼スモールフォワード。テキサス工科大学で2シーズンにわたってプレーし、「NBAドラフト2019」の1巡目全体6位でフェニックス・サンズから指名された。その後のトレードでミネソタ・ティンバーウルブズへ加入すると、ルーキーイヤーの2019-20シーズンは63試合の出場で1試合平均9.2得点3.4リバウンド1.7アシストを記録。メンフィス・グリズリーズ、アトランタ・ホークスにも在籍し、2022-23シーズンまでの4シーズンでNBA通算144試合に出場して同6.5得点2.8リバウンド1.2アシストを挙げ、その後は活躍の場をGリーグに移した。
八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)とドラフト同期でもあるカルバーは公式HPで「仙台89ERSに加入できて本当に嬉しいです! 新シーズンは優勝を目指し、チームにエネルギーと興奮をもたらしたいと思っています。フィアンセと私は、仙台89ERSファンのみなさんと出会い、日本の文化を体験するのが待ちきれません!この機会をいただけたことに心から感謝しています。仙台に優勝をもたらしましょう!」と意気込んだ。
また、ダン・タシュニーヘッドコーチは「ジャレット・カルバー選手の獲得で、私たちのロスターに素晴らしいタレントが加わることになりました。ハイレベルなNBAでの経験は、チームに大きなものをもたらしてくれます。彼のプレーメイキング力、攻守でインパクトを与えてくれる力は、チームにとって大きなアドバンテージになると思います。彼のダイナミックなスキルをトランジションでもハーフコートでも活かせることを、今から楽しみにしています。彼の性格と勤勉さを考えれば、Bリーグにもすぐ馴染めるでしょう。そして、対戦相手にマッチアップ面でアドバンテージを作れることに期待しています」とコメントした。